おそらくどんな塾の先生や学校の先生に聞いても
勉強時間の確保は必須だというはずです。
基本として勉強時間が確保されていないと
成績は上がりません。
効率よく勉強して、
時間をかけないで成績を上げようなんて
おこがましいにもほどがあるわけです。
ベースとして勉強時間を確保するというのが
成績を上げる最も重要なことです。
ではそれがなぜなのかという話をしていきます。
結論から言うと、
人間は必ず忘れるからです。
どんなに一生懸命勉強したとしても
時間がたてば必ず忘れます。
だから何度も復習して身に付けていかなければいけないわけです。
例えば手紙を出す場所と言えば「ポスト」というものが頭に浮かぶと思います。
生まれてからポストを見たことがない人にとっては
アレが何なのかすらわからないものです。
小学校の時にポストという名前だと知ったとします。
その後、ポストを一度も見なければ
それがポストであることを忘れていくわけです。
でもここで、何度も教わる、もしくは街中で見かけたとしましょう。
するとそれを見た時にポストであることを認識するわけです。
こうして何度も見たり教えてもらったりして、
大人になってからポストというものを知らない人がいない状態になるわけです。
あと自分の名前の漢字とかね。
書けない大人っていませんからね。
そのくらい何度も繰り返して初めて無意識でも書けるようになるわけです。
それを勉強でやらないといけない。
だから勉強時間の確保が重要になってくる。
小1の時にやったことを、
大人になるまでずっとやり続けますよね?
だから小1の問題は全員が解けるわけです。
足し算なんてそれこそ大人になってからも使いますしね。
ということはですね、
学年が上がるほどに
復習しなければいけないものも増えていくということです。
中3で考えてみれば、
小1から中3までの5教科を復習し続けなければいけないわけです。
復習だけならまだしも、
中3で中1の内容が分かっていない場合があったり、
小4の内容が分かっていなかったりするわけですから、
莫大な勉強時間の確保をまずはしなければいけない。
だから時間が必要なんです。
定期テストで450点取っていても
小学生の分野に抜けは必ずあります。
そこを埋めないと。
成績を上げたければ、
志望校に合格したければ、
まずやるべきことは勉強時間の確保です。
そしてこれがスタートなんです。
勉強時間を確保してからが勝負です。
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