語彙力というのは
「言葉を知っている」というだけではダメです。
「言葉をつかえる」状態にならなければいけません。
これは「分かる」の段階でもお話したことですが、
「知っている」というのは
「分かっている」ということにはなりません。
「それ知ってる!」は危ない
詳しくはこちらを。
「わかっている」にもならないということは
当然「できる」には程遠いということになります。
だから自分で問題を解けるレベルに持っていくためには
語彙力の観点で見ても
「知っている」のではなく、
「使える」にしなければいけないということです。
新しく知った言葉を使ってみることで
やっと語彙力が身に付くということになります。
作文を書くときや、
国語の長文を読むときに、
分からない言葉がある時点で
確実に点数が低くなります。
分からない言葉がまったくないという人間はそもそもいないので、
周りにある言葉からその言葉の意味を想像して、
ある程度の意味を把握するとしても、
その周りにある言葉を理解していないといけません。
そうなると、その基礎となる語彙力と、
その持っている武器の使い方を知らなければいけないということになります。
持っている武器というものが
今持っている語彙力ということです。
それを使いこなして初めて、
語彙力があるという認識になります。
これが本当の語彙力というものです。
聞いたことがある程度の言葉では問題に太刀打ちできません。
そしてもう一つ必要なものは
「思考力」です。
周りにある言葉でその意味の分からない言葉を予測しろと言われても
思考力がないとそれはできません。
さらに言うと、
その持っている武器を使いこなせるかどうかも
思考力にかかっています。
ということは最も大事なことは思考力ということになります。
思考力を最も育てる方法は、
「分からない」と言わないことです。
すぐに分からないという子は思考力が伸びません。
難しい問題に直面した時に、
とにかく考えることです。
考えて考えて、分かったところまでを言語化して
その状態であらゆるものを調べて正解にたどり着く。
この行動が大事です。
すぐに分からないと答えを聞きに行くと
思考力は伸びません。
思考力を磨き、
持っている武器、与えられている武器を
思考力を駆使して
テストの問題に立ち向かってください。
そうすれば必ずうまくいきます。
本当の意味で賢い子になってもらいたいのであれば、
思考力を伸ばすべきです。
それは間違いありません。
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