目標の立て方

栄進研には手帳を書くという制度があり、

 

今までは毎週提出して

 

その1週間の様子をチェックしてきました。

 

昨日からその週1回のチェックを毎日に変更しました。

 

昨日発表したことなので、

 

手帳を持ってきていない生徒もいたため、

 

一部の生徒の運用にはなりましたが、

 

今後は毎日教室に来たらまず手帳のチェックという流れになります。

 

なぜ週1のチェックから毎日のチェックにしたかというと、

 

・1週間分まとめて書く生徒が多くて意味をなしていないから

・目標の立て方が非常にあいまいで目標になっていないから

・こちらのコメントを読んでいない生徒がいるから

・まったく進歩しない手帳を出してくるから

・提出の日に教室に来れない場合もあるから

 

以上のような理由です。

 

この中でも「目標の立て方」について特に力を注いでいくことにしています。

 

今までの手帳を見ると、

 

「数学を頑張る」

 

「テストで80点以上を取る」

 

「単語を10個覚える」

 

などなど、

 

で、結局何をするんですか?という目標が8割を超えていました。

 

例えば、「単語を10個覚える」で考えてみても、

 

どうやって覚えるのでしょう?

 

何の単語を覚えるのでしょう?

 

どこまでできたら覚えたことになるのでしょう?

 

どんな選出で10個なのでしょう?

 

何のために覚えるのでしょう?

 

これらのようなことが一切わかりません。

 

そうすると、何をすれば目標達成なのかもわかりません。

 

やっている本人の基準になってしまいます。

 

それでは賢くなるものもなりません。

 

「テストで80点以上取る」という目標も

 

テストで80点以上取るために何をするかが目標であって、

 

80点以上取ることはただの希望です。

 

目標ではない。

 

英語のテストで80点以上取るためにその1週間何をするのか、

 

その1週間の目標を達成するために今日1日は何をするのか。

 

それが目標です。

 

だからこそ、目標というものは数値が明確でなければいけない。

 

誰かの基準で達成したのかどうかが判断されるものを作ってはいけないんです。

 

例えば、

 

数学のワークの100ページから110ページまでやる

 

とか、

 

英単語テストを今日中に5枚合格する

 

とか、

 

都道府県テストを3回完璧に合格するまでやる

 

とか、

 

誰が見ても明確にできたかできていないかがわかるものを目標としなければいけない。

 

だから教室に来てからまず手帳を出すという流れに変更しました。

 

もちろんより良くするために。

 

そこでまず今日の目標を立ててもらいます。

 

明確な目標がたてられるまでやり直しさせます。

 

帰るときにはそれが出来たかどうかをチェックして、

 

その場でコメントを話して終わります。

 

まず教室に来たら手洗いをして手帳を出す。

 

帰るときにはその日の手帳を仕上げて見せてから帰る。

 

今後はしばらくそうしていきます。

 

毎日教室に来て、

 

毎日何か一つでもできるようになれば

 

1年で365個の新しいことを知ることができます。

 

そういう積み重ねでしか成績は上がりません。

 

逆に考えれば、

 

そういう積み重ねができれば成績は上がる!

 

計画はとても大切です。

 

目標はその計画の根拠となるものです。

 

明確な目標を立ててその日を意味ある1日にしましょう。

 

そうすれば必ずうまくいきます。

 

やるしかないんです。

 

成績を上げるというのは

 

そんなに簡単な話ではないんですから。

 

 

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