勉強は辛い。
それはなぜそう思うのか?
明確な「報酬」がないからだ。
大人は仕事をすれば
「給与」という明確な「報酬」がもらえる。
子供は勉強をしても
確たる「報酬」はない。
成績が上がる、
志望校に合格できる、
これらを「報酬」ととらえることができれば
良いのかもしれないが、
勉強は何のためにやるのかというと
もちろん自分のためである。
だからそもそも「報酬」という観点で考えると
ずれていくのだと思う。
そこで大人でもやったことがある
辛いものと言えば
「ダイエット」だ。
しかも必ずやせるという保証はどこにもない。
これは勉強と非常に似ている。
勉強も頑張ったところで
必ず賢くなるという保証はどこにもない。
しかし二つとも
ダイエットした後の自分の理想の体型、
勉強した後の自分の目指す学力、
その目に見えないものを求めて
努力するものだ。
さらに共通していることは
「はじめが一番辛い」ことだ。
ダイエットも食事制限にしても
運動するにしても
始めた時が一番つらい。
もちろん勉強も、
やろうと思って始めた時が一番つらい。
これは「習慣化」されていないからだ。
今までやっていなかったものを
習慣化させることはなかなか辛い。
今まで意識していなかったことを
意識しないといけない。
意識してできるようにしないといけない。
それが自分を律するということだから。
しかし、その意識することが
しばらく続くとどうなるか。
それは習慣となり、
意識しなくてもできるようになる。
そこまで行くと
やらないことが気持ち悪くなってくる。
これが「習慣化」だ。
勉強がつらいと思っているうちは
「習慣化」できていない。
毎日コツコツと積み重ねていって
勉強することを「習慣化」してしまう。
そしたら勉強が辛いと感じなくなる。
その時やっと
志望校合格が明確に見えてくる。
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