授業と自習
ノート作成と問題演習
インプットとアウトプット
これらの比率は一般的に3:7が理想と言われていますが、
その比率を生徒が思い描いていると比率が崩れます。
なぜなら楽をしたがるからです。
授業は良いですよ。
分からないものもなく、
学校の先生よりも確実に楽しく教えてもらえますから。
めちゃくちゃつまらない、
例えば国語の品詞でも
面白く教えてくれますからね。
それだけやっていればなんかわかった気にもなれるし、
自分で勉強するよりも楽ですから。
楽して賢くなれた気持になれるって
最高ですもんね。
しかし!
良く文章を見てくださいね。
賢くなれた「気持ち」にしかならんのです。
決して賢くはなってない。
賢くなった風です。
だから自立した学習が必要になるんです。
で、その比率を生徒は2:8くらいに思っていた方が良いという話です。
授業が少なくないかな?と思うくらいで進めないと、
授業ばかりを要求して
自立学習をしない。
自立した学習をしないと
地力はつかないわけです。
授業でやることは勉強でいうところの入り口です。
入り口はここだよと教えてもらうにすぎないんです。
その入り口を教えてもらったら、
その中を自分で歩かないと。
自分でたくさん探索をして、
その中で新しいものを見つけていく感覚です。
たまに読むだけで勉強したと言い張る大バカ者がいますが、
それはインプットであって、アウトプットではない。
アウトプットをしていなければ
テストの時に解けるわけもない。
インプットの代表例は
・単語帳を見る
・ノートを作る
・授業を受ける
などです。
これを勉強していると言っているうちは
テストで点数は伸びません。
泳ぎ方を覚えるにはまずは水に飛び込むことが重要です。
陸地でいくら泳ぎ方を教えてもらったり、
泳ぎ方を研究しても泳げるようにはなりません。
授業を増やしてほしいと願う人たちは
陸地で泳ぎ方をもっと教えろと言っているのと同じです。
確かにそれも必要なんです。
知らなければどうにもなりませんから。
それが主だとダメと言う話です。
目安としては、
インプットの時間の2倍以上アウトプットの時間がとれているかどうかです。
それでやっと3:7の比率になります。
インプットとは「情報を得ること」であり、
アウトプットとは「覚えたものを使う事」です。
使ってみなければ使えるようにはなりません。
覚えたものは使わなければ使えるようにならないという事です。
その使ってみるというのが
自立学習なんです。
今回のテストで思うような点数が取れなかった生徒はいると思います。
その原因はここです。
ノートをまとめてできたつもりになった。
タイピングで暗記して分かったつもりになった。
単語帳を作ってやった気になった。
全てできたつもりになっただけで
出来ているわけではありません。
そこが問題です。
それを本人が分かっていなければ
重大なミスになります。
勉強するという事は
テストに向かう時の武器を増やすことです。
入試というテストまでにたくさんの武器を増やしてください。
その武器をどう使うかでテストの点数が決まります。
使い方の分からない武器を持って行っても
何の役にも立ちません。
テストまでにどれだけそれを使ってみるのか、
どれだけその武器の熟練度を上げることができるのか、
そこにテストの点数が上がる要因が隠れています。
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