原因の追究するということ

成績を上げたい、

 

第一志望に合格したい、

 

あの人に勝ちたい。

 

それぞれに目標はあると思います。

 

ではそれを実現するためには何をすればいいのかを考えたことはありますか?

 

ざっくりではなくとことん追究したことはありますか?

 

それをしなければ目標の達成はできません。

 

ではどうやって原因を追究していくのかを考えてみましょう。

 

1,何が足りないのか?

2,何が足りているのか?

3,何を変えるのか?

 

何が足りないのか?

 

ほとんどの人たちはここを見ます。

 

自分に何が足りていないのか。

 

その足りていないものを何とかできれば目標を達成できるのだと。

 

確かに足りないものを補うことができれば達成率は上がっていきます。

 

例えば、5教科で400点取りたいとして、

 

他の科目は80点は行くけど、数学がいつも60点しか取れない。

 

だから数学を80点にすればいける!

 

そう考えるのは自然な流れです。

 

しかしそんなに簡単にいくんでしょうか?

 

そもそもほかの科目で80点取れるということは

 

普段からそれなりに勉強してきた生徒です。

 

ということは数学に対してもそれなりに勉強しているはずです。

 

確かに苦手科目と自分が思い込んでいる時点で

 

他の科目よりも勉強を避けているのかもしれませんが、

 

それでもやっていないわけではない。

 

でも得点できない。

 

そういう状況がこういう点数を取る生徒の特長です。

 

そう考えると本質的な原因はそこにない可能性がある。

 

苦手な部分に目が行くのはわかりますが、

 

そこだけが原因と考えることは短絡的ということです。

 

もちろん苦手を得意にできれば一番良いというのは事実ですけども。

 

何が足りているのか?

 

問題はこっちです。

 

得意なものを伸ばそうとしていない。

 

同じく、数学だけが60点くらいの生徒だとします。

 

他の科目は80点くらいです。

 

伸びしろだけで見ると、他の科目は20点しか伸びませんが、

 

伸ばせる可能性は数学より実は高い。

 

先ほども言ったように、

 

数学は勉強しても取れていない可能性もあります。

 

「やってもうまくいかない」という経験は

 

人間のやる気をなくしていきます。

 

やる気をなくすというよりも

 

心をへし折ってきます。

 

中にはそういう言い訳をする生徒もいるので、

 

これを鵜呑みにしてはいけないんですが、

 

大人でも経験があるように、

 

やってもうまくいかない、努力してもうまくいかないという経験があると、

 

「どうせやっても無理」という思考になっていきます。

 

そうすると当然ほかの科目にも影響が出ます。

 

全体的に「勉強」というもの自体にやる気がなくなる。

 

それは一番望んでいない結末なはずです。

 

皆さん、共通して持っている望みは「やる気を出してほしい」ということです。

 

そのやる気は努力してうまくいったときに出ます。

 

だから得意を見ることが重要なわけです。

 

数学が60点のままであっても、

 

英語で90点取れるようになれば全体で見て10点上がるわけです。

 

90点取れるようになると内申点が「5」になる可能性も上がります。

 

数学は「3」のままで英語が「5」に上がる。

 

数学で70点取っても内申点はおそらく「3」のままです。

 

さて、どちらがお望みですか?

 

何を変えるのか?

 

これまでは「自分に足りないもの」、「自分に足りているもの」を見てきました。

 

では一体何を変えればいいのか。

 

まず先に考えなければいけないことは、

 

点数を上げるとか、成績を上げるために必要なことは

 

今までの自分との決別です。

 

今までと同じやり方をしていては

 

今までと同じ点数を取ります。

 

だからやり方を見直さなければいけません。

 

ただむやみにすべてを変えれば良いというものではありません。

 

良いものは残し、悪いものを変える。

 

これを徹底することです。

 

ここでは良し悪しについては明言できません。

 

なぜならその生徒について良い事と悪いことが違うからです。

 

Aさんにとっては良い事でも、

 

Bさんにとっては悪いことというものもあります。

 

その判断を間違ってはいけないわけです。

 

どこかの学習塾に所属しているのであれば、

 

その今通っている塾に聞いてみてください。

 

何をすれば何が上がっていきますか?と。

 

それが答えられない場合はそこにいる意味はありません。

 

指導に根拠がないからです。

 

点数を上げるためには何が必要で、

 

そのために今どんな勉強を進めていて、

 

次のテストの時にはどこまでをリアルに考えているのか。

 

そこまで答えられて初めて根拠が見えてきます。

 

やみくもに今の自分を変えるのではなく、

 

まずは自分を知り、テストを知ってください。

 

そこがなければ何も変われません。

 

彼を知り己を知れば百戦殆からず

 

結局これです。

 

成績を上げたいとか、

 

第一志望に合格したければ、

 

まずは自分を知ってください。

 

自分に何が足りていなくて、

 

何を持っているのか。

 

それは点数だけではなく、周りの環境や勉強の方法などもです。

 

勉強は自分一人でやるものですが、

 

周りの環境に左右されるところもあります。

 

だからまずは正確に自分を知ることです。

 

そして相手を知る。

 

それが今回だと期末テストです。

 

テスト範囲は知っていて当然ですが、

 

そこで何を重視しているのか、

 

どんな問題が出されるのか、

 

それを普段の学校の授業や、

 

学校のワーク、塾のテキストなどで分析してください。

 

良く出る問題はテキスト中でもよく出ます。

 

自分に足りないものを知り、

 

自分がすでに持っているものを把握することで、

 

何を変えていけばいいのかがわかります。

 

とことん原因を追究してください。

 

原因がわからなければいつまでたっても変化はおきません。

 

第一志望に合格するためにはこれらが重要になります。

 

要するに「分析」が重要ということです。

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