まずは高校に合格してから！
そう考えている保護者の方や
生徒は多いでしょうね。
気持ちはわかります。
しかしそれだと
高校合格した後に
勉強しなくなるのは目に見えています。
目的が合格だからです。
目的を達成すると
基本的に人間は休みたがります。
達成感に満ち溢れるというのもありますし、
それがゴールなわけですから、
一息つきたいという気持ちになります。
それは痛いほどに皆さんもわかりますよね？
で、
高校に入る前にそれでいいのかってことです。
中学と違って
高校は科目数がまず違います。
普通科に行ったとしても
科目数は中学の倍です。
5教科から最終的に使う科目は9教科にはなりますが、
それまでの3年間は使わない科目も
勉強しなければならない。
社会は3年間で3つ。
理科は文系なら3年間で2つ。
理系なら3つ。
国語は2つ。
英語は2つ。
数学は文系なら4つ。
理系なら5つ。
これだけの数の科目を高校では勉強します。
もう一度聞きます。
本当に高校合格をゴールにしていて良いんですか？
さらに言います。
高校の勉強の難易度は
中学の勉強の3倍です。
中学でやった知識は知っていて当たり前とされ、
その上に高校の知識が乗っかります。
中学の知識は知っていて当たり前とされるんです。
入試で満点でもないのにです。
基礎がないうえに
高校の授業が乗っかるということです。
もう一度聞きます。
本当に高校合格をゴールにしていて良いんですか？
実際、良くないのもわかっていると思います。
しかし我が子の勉強を見ていると
心配でしょうがない。
だから高校合格を直近の目標に据える。
そういうことで親は話すのだと思います。
というか、話してますよね。
しかしそれは
子供にとってはゴールになってしまう。
ゴールテープを切ってしまったら
走るのをやめる。
だから高校に行くまで勉強しなくなる。
そして高校始まってすぐのテストで
散々な目に合う。
取り戻そうとしても
もう勉強しない習慣がついてしまっているので
勉強に集中できない。
やってもわからないと余計にやる気なくなる。
そしてより一層成績が下がる。
これが高校生が成績下がる要因です。
一部の高校合格後に勉強していた生徒は
高校でも上位に入っていく。
その差なんですよね。
高校の方が難しいのに。。。
しかも子供少ない時代なので、
大学進学して当然の時代なのに。。。
さて、皆さんはどうしますか？
このまま高校合格をゴールに据えて進みますか？
それとも通過点の一つととらえますか？
だから栄進研は最初から大学合格のための塾だと言っているんです。
将来を見据えて勉強していかないと。
それが親元から離れた後の
子供の生活に直結するんですから。
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