日本には受験という制度があって、
その受験までの時間はみな平等にある。
その決められた時間までに
できる限りの努力を積み重ねて、
少しでも高い偏差値に到達することが
受験という戦いです。
そしてその受験に対しての努力というのは
生まれてからずっと続いているわけです。
子供の育て方にしてもそうでしょうし、
もちろん遺伝もあります。
当然勉強するようになってからは
自分の努力次第で何にでもなれるので
自分で勉強するようになってからいかに努力するかが課題になってきます。
小学生の3年生あたりから、
自発的に勉強できるようになる子が出始めます。
その自発的に勉強できるかどうかが大きな分かれ目です。
どれだけ早く自発的に勉強できるかです。
これが困ったことに高校3年生でも自発性のない子がいます。
これでは当然受験は成功しません。
以前から言っている通りに、
学習塾とは大学受験のために通うものです。
それまでの受験というものは
大学にいかにして入りやすくするかの関所のようなものです。
代表的なものが大学付属の中学受験です。
入ってしまえばあとは成績を落とさない限りはその大学まで上がれます。
高校受験もその高校の進学実績があります。
やはり偏差値が高い高校は進学実績も良い場合が多い。
その進学実績を見て、
例えば300人中100人がGMARCHに進学しているとすれば
30%以内の順位にいればよいことになる。
それが300人中150人進学しているとすれば、
上位50%に入っておくべきだし、
逆に300人中30人の場合は、上位10%に入っていなければいけない。
そう考えると、高校受験でどれだけ頑張れるかが人生のターニングポイントといっても
言い過ぎではない。
中学受験は早いうちに受験というものに触れることができるので
その経験は人生において大きな財産になるし、
中学受験をしなかったとしても、そこから大学受験までは6年もあるので
その6年間で化ける子は実際に存在する。
その一つの関門の高校受験を中学生は戦うわけだ。
ほら、人生変わるでしょ？
ここで踏ん張れないと、今後も踏ん張れないし、
ここで踏ん張れるなら次も踏ん張れるという自信になる。
何度も言うことですが、
大人になってから受験生並みの努力をするのは本当に大変。
努力の方向が違うというのもありますけど、
大人になってから受験生並みの努力をすることはまず難しい。
だからこそ今頑張らないと。
今頑張るからそのあとの人生が楽にもなるし、
人生勝ち組にもなれるということなんです。
もちろん、高校に行ってからも勉強は続けないといけない。
そんなことは栄進研の生徒にとっては当たり前のレベルなので言うまでもない。
他の塾の生徒は高校受験がゴールになっているため
高校に行ってから勉強しなくなったりする。
その差は思っているよりもはるかに大きい。
そもそも中学の勉強の10倍は大変な高校の勉強を
高校受験するために塾に通っていた子が
塾なしで自力で頑張れるという自信がどこから来るのか
まったくわからない。
高校に行っても戦える力をつける。
それが中学で身に付けるべき力である。
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