ある人が最も合格する可能性を上げる行動とは
「教科書に学び、人に学び、
希望を持ち続け、自分を信じ、
必要なことを精一杯
必要なだけやり続けること」
と言っていたのを見ました。
確かにそうなんですが、
必要なことを必要なだけやるという部分が
実はこれだけでは足りてないと思っています。
個人的には無駄だと思われることも経験すべきだと。
この文章は解釈が二通りあるとみていて、
「本当に必要なことだけやってればよい」という考えと、
「必要なことには回り道も含んでいる」という考えです。
「必要なこと」を「必要なだけ」やるべきなわけですから、
その「必要なこと」に「回り道」も含まれているならアリだと思うんです。
要するに「効率化」の話です。
子供の時から「効率化」だけを求めると
経験が乏しくなってしまいます。
遊ぶ経験、怪我をする経験、友達と喧嘩する経験、
テストで良い点数を取る経験、親子喧嘩する経験、
サボる経験、それのせいで失敗する経験。
そういった勉強とは全く関係ない経験も
実は合格を呼び寄せる力になるんじゃないかと。
もちろん、テストの時に努力してその努力の成果を感じることも重要です。
やるべきことを毎日やり続けることも重要です。
何かしらのテストで合格しようと思うのであれば、
勉強をして成功体験を積んだり、
勉強したけどうまくいかなかったという経験をしたりするのは
非常に重要になります。
そんなことは当たり前で、
逆にそれだけやっていたとしたら合格するのかということです。
時期にもよるとは思いますが、
受験が近づいている今、遊び歩いていたら当然叱られます。
そんな経験は今すべきではないですから。
ただ、小学生とか、中1の時とかに
友達と遊ぶとか、勉強サボって怒られる経験とかは
あったほうが良いのではないかと思うわけです。
そうやって、一見勉強には不要なことでも
まわりまわって勉強にもプラスになることはあると思っています。
最初に紹介した文章は確かに間違っていません。
おっしゃる通りだと思います。
時期も時期ですしね。
しかもここの先生、めちゃくちゃ面白い人ですし。
そこの塾に通う生徒の成績も上がってますし。
別にこの文章がおかしいって話ではないんです。
ただ、回り道することも大事なんですよ。
特に受験生になる前は。
自分で考えて、自分でやってみて、
他の生徒のやっていることをまねしてみたり、
それで失敗してみたり、
たまにサボりたくなったり、
サボって怒られたり、
それに対して反抗したり。
そうやって大人になるわけですから。
「教科書に学び、人に学び、
努力をすることで、希望を持ち続け、
努力を重ねることで、自分を信じ、
時には回り道もしながら
必要なことを一心不乱に
自信を持てるまでやり続けること」
個人的にはこれが最も合格の可能性を上げる行動だと思っています。
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