人間なので、どうしても調子に波はある。
やる気の出ない期間もあれば、
やる気満々の期間もある。
その日1日でやる気に変動はあまりなく、
やる気の出ないときは何日かやる気が出ない日が続く。
逆も同じ。
やる気が出るときは、それも何日間かやる気のある日が続く。
それが人間なのでその中で奮起するかどうかを言われても、
そもそもやる気というか、
気力が下がってきているので奮起するのは難しい。
それじゃ、仕方ないですねって話ではなく、
その中で何をするのかという話。
やる気が出なくとも、やらなければいけないのはもうわかっているはず。
それまでに習慣化できていればいいが、
なかなか勉強の習慣化もできていない。
やらないといけないのは分かってる。
やれと親はうるさい
分かってる!と悪態をつく。
やらないといけないのにやる気が出ない。
何をすればいいかわからない。
また怒られる。
また悪態をつく。
っていうのが多くの中学生でしょうね。
自分もそうだったのでよくわかります。
やらないといけないことがはっきりしていても、
やれない理由を探して、
やらない方法を考えますよね。
その時の成績は言うまでもなく悲惨なものでした。
僕が覚醒したのは大学受験の時なので、
中学生の時まではひどいものです。
中学の同級生は塾を経営していると言っても信じないでしょう。
だからこそ、勉強から逃げる中学生の気持ちはわかります。
それと同時に勉強から逃げた中学生が高校でどうなるかも知っています。
さらに勉強から逃げ続けた子供が大人になってどうなるかも知っています。
もうあと少しで42歳ですから、
色々な人を見てきました。
だから今頑張らない中学生や高校生を見ていると、
この先どうなるか分かってしまう。
部活が忙しいから塾に来れない?
部活で疲れたから塾に来れない?
友達と遊ぶからいつもより遅くなる?
確かに部活という経験は社会に出てからもあったほうが良いものではあります。
部活そのものではなく、
部活できついトレーニングを乗り越える精神力です。
別に部活で野球がめちゃくちゃうまいからと言って
社会に出ても何の役にも立ちません。
サッカーがうまいからと言って、1円も稼げません。
プロにならない限りは。
プロになるのはその競技人口の約0.2%です。
1000人いたら2人です。
その1000人中の2人になれると思えるのはある意味素敵すぎますが、
そこまでの実力がある人は、
今頃スカウト来てます。
野球でもサッカーでもとっくにプロのスカウトから話しかけられます。
しかもその子を目当てに来てです。
ついでに話しかけられるくらいでは無意味です。
だから部活は経験としてやればいいと思いますが、
それに一本化するものではないし、
最優先は部活ではないんです。
最優先すべきはあくまでも勉強。
野球もサッカーもバスケもダンスも
大人になった時に趣味でいくらでもできます。
自分でお金を稼いでいくらでもつぎ込めばいいんです。
親の金でやるもんじゃない。
何が言いたいかというと、
やる気が出ないときに部活に逃げてはいけない。
どうしてもやる気が出ないときのために、
これだけは決めておけというものがあります。
その決めたことを毎日積み重ねるだけです。
「何を」かは、塾の生徒には話しています。
聞いていない生徒はちゃんと話を聞かない生徒なんでしょう。
勉強は積み重ねなので、
毎日やるなんて当たり前です。
当たり前のことを当たり前にやっていれば
テストは基本的に400点は取れます。
高校はそもそも絶対どこかに合格するので、
それを目標にする意味は分かりませんが、
それも当たり前のことをやっていれば合格します。
大事なことは当たり前のことを継続することです。
やる気がなかろうと、
やる気満々だろうと、
毎日やって当たり前のことを継続してください。
それが一番の近道になる。
それに気づくのはおそらく大人になってからでしょうね。
何事も過ぎてからじゃないと分からないものが多いのでね。
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