ここまで各学年での期限とその差について話してきた。
最後は一つだけ期限を延ばす方法を話しておきたい。
期限を延ばす唯一の方法は
「早く動く」
これしかない。
人生のうちで最大の受験という物は
確実に大学受験である。
その大学受験までの期限をどのように過ごすのかで
将来の生き方や、収入が決まる。
後ろに期限を延ばすこともできなくはないが、
得策ではない。
高校からは義務教育ではないので、
やろうと思えば浪人もできる。
人生のやり直しができないわけではないことは一応書いておく。
しかし基本的には大学受験は18歳の冬に行われるわけだ。
その18歳の冬までにどのように過ごすかで決まるという事。
その期限を長くするためには
いかに早くこれに気づくかにかかっている。
高校3年生から大学受験に向けて頑張るのか、
小学4年生から大学受験に向けて頑張るのか、
今までの「差」の付き方から考えても
言うまでもないほどに明らかである。
早く気付き、早く行動する。
早く行動することで、
ほかの人よりも早くカウントダウンが始まる。
1年前であれば365日から始まり、
2年前であれば730日から始まる。
閏年を考えないものとして小4からカウントダウンが始まれば
大学受験までトータルで9年もある。
3285日からのカウントダウンが始まる。
さてどちらがより良い大学に合格できるのか。
部活も大事、
習い事も大事、
遊ぶのも大事。
それはよくわかる。
子供にはたくさんの経験をさせるべきだから。
しかしそれをやりながらも見据えるべきものは見据えて行動し、
小さい時からメリハリをつけることが重要になる。
何度も言うが、期限を長くする方法は
誰よりも早く行動するしかない。
その期限までに最大の成果を出す能力を身に付けるために
1秒でも早く行動すること。
まずやらなければいけないことは、
最も重要になる部分は、
誰よりも早く行動に移すという事になる。
先んずればすなわち人を制す。
まさにそれだ。
期限のある中で戦っていくには
少しでもその期限を長くすることに勝機はある。
勝機がそこにあるのであれば
それをつかみにいかない手はない。
それがわが子の人生に直結するのだから。
期限がある戦い
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