期限がある戦い~小学生~

一つ前に高校入学後に脱落しないためには

 

高校入試をゴールとしないということを書きました。

 

ま、大学入試をするために高校入学してすぐにスタート切らないと無理ですからね。

 

それは基本的な考えとして持たなければいけない。

 

大学に入るということはそれくらいに大変なものです。

 

では、一つ一つ見ていきます。

 

まず小学生について。

 

小学1年生以前にももちろん勉強することはできますが、

 

本人の意思がそこに入らないので除外します。

 

小学校に入る前は本人の意思ではなく、

 

親の意思ですからね。

 

それは各御家庭でお好きにすればよいと思います。

 

小学1年生の時点では学力にそこまでの差はありません。

 

一般的にの話です。学習障害などの場合は別ですが、

 

それを言い始めると話が迷走するので一般的に話していきます。

 

小学1年生での勉強はひらがなから始まり、足し算や引き算など、

 

最も基礎的なものを勉強します。

 

そこで差がそんなにつきませんし、

 

大人になってから足し算ができない人はいないので、

 

そこまで問題にならないと思います。

 

だから差があったとしても挽回することは十分に可能です。

 

そこから2年生、3年生と学年が上がるにつれて

 

勉強する内容も難しくなっていきます。

 

2年生では九九が山場ですかね。

 

学年ごとにそういう「関所」みたいなものがあって、

 

そこで学力の差を感じ始めるわけです。

 

ただ、大人になっても九九ができない人はほとんどいないので、

 

ここでも挽回することは十分に可能です。

 

ターニングポイントとなるのは4年生です。

 

4年生までに勉強したものを全て駆使しなければいけなくなるのが5年生からだからです。

 

5年生では約数、倍数、通分、体積、速さ、割合と

 

中学生でも平気で間違う問題が出てきます。

 

そこが小学生のうちに最も差を感じる瞬間になります。

 

その差を感じる5年生の一つ前、

 

4年生の時に初めて塾を考えるようになる人は多いと思います。

 

ここでの「差」を放置すると

 

中学に行ってからの差が莫大になるということです。

 

しかしまだ小学生です。

 

挽回はできます。

 

簡単に言うと小学1年生から小学4年生までの4年間をやり直せばよいだけですから。

 

そう考えれば偏差値40と偏差値50にはそこまで差がないということもできます。

 

だから早いうちに行動して、その差を埋めるべきだということです。

 

小学生の期限は中学入学までです。

 

中学に入学した時点で順位がつけられます。

 

そしてたったの3年で高校入試です。

 

その差が大きくなる前に対処すべきということは

 

これでお分かりになりますよね。

 

中学に行ったら塾に行こう!では遅いということです。

 

その期限の中でその子の最大値を出していくべきです。

 

それが小学生の間の「差」ということです。

 

次回は中学生について書きます。

 

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