知ることの重要さ

敵を知ることはとにかく重要であることは皆さんご存じかと思います。

 

相手を知らないと対策を立てられませんから。

 

入試もどこの学校を受けるかで、対策は変わります。

 

高校入試は埼玉の場合、「学校選択問題」があるのかないのかで大丈夫なので、

 

そこまで学校により対策が変わるということはありませんが、

 

それも知らないと当然のように痛い目を見ます。

 

私立高校なんてもっと簡単で、

 

「北辰を取る」これだけです。

 

非常に簡単な地域ですね。

 

これが大学受験になると話は別です。

 

特に、今の高校2年生からはまた入試が変わります。

 

今は移行期なので特に大変です。

 

最終的な着地点が決まってはいるものの、

 

年月をかけて少しずつ変わっていくので、

 

その変わるタイミングの生徒はとにかく大変です。

 

特に文系が今は大変でしょう。

 

社会なんてテキストすらありませんから。

 

いつもよく使われる過去問も一つもありませんしね。

 

更に数学の範囲も広がるので、

 

文系?となる部分もあります。

 

で、その情報を知っているかどうかで大学受験の結果は大きく変わっていきます。

 

この部分が「彼を知る」という部分です。

 

知って当たり前ですね。

 

その上で自分を知ること。

 

これは今から何をすべきなのかを知れということです。

 

自分を知らずして戦略は立てられません。

 

自分が竹やりしか持っていないのに戦車に突っ込まないでしょうに。

 

相手を知って、相手が戦車であると知れば、

 

こっちも戦車くらいは用意するでしょう。

 

何なら戦闘機でも用意しますよね。

 

だから自分も知らないと。

 

これが「己を知れば」という部分です。

 

そうすれば百回戦っても危うい状況にはならないんですよ。

 

「知彼知己、百戦不殆」

 

この言葉には続きがあって、

 

「彼を知らずして己を知れば 一勝一負す・彼を知らず 己を知らざれば 戦う毎に必ず殆し」

 

となっています。

 

相手だけを知り、自分を知らなければ勝ったり負けたりする。

 

相手も知らず、自分も知らなければ、何回やっても負ける。

 

本当にこの通りになります。

 

だからこそ、

 

「知彼知己、百戦不殆」

 

これに尽きるんです。

 

 

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