僕は国語の現代文を教えることができます。
教えるということはそれなりに得意でないと無理なわけです。
ではなぜ国語が得意になったのでしょう?
要因はいくつかあります。
まず一つ目は
今でも毎日ここに文章を書き続けているから。
僕は毎日ここに約1000字くらいの文章を
何か予定がない限りは毎日最低3つは書き続けています。
2019年の11月から書き始めて、
今では通算2300を超えます。
これはあの有名な「こち亀」よりも多い数です。
こち亀が1960話らしいです。
それを1年で超えたわけですね。
1位のサザエさんが2596話で、
2位の忍たま乱太郎が2260話らしいです。
ということは
忍たま乱太郎を超えて、サザエさんを追撃中ですね。
現在2位ですね。
これだけ毎日書いていれば文章をとらえることも出来るようになります。
ただ、それはもともと得意だから書けるのでは?と思いますよね。
確かに元々文章を書くのは得意な方です。
明らかに国語に自信を持てたのは
小学4年生の時です。
今でいう全国小学生テストみたいなものが当時もあって、
当時は「学力テスト」と呼ばれていました。
普通だと小学校の一般的なテストは100点でも
その学力テストは70点もいかないくらいのレベルです。
そのテストで小4の時に100点を取ったわけです。
それで自信がつきました。
おそらく、それまでにやっていたことは
小学校の宿題の日記です。
毎日日記を書いて提出しないといけませんでした。
それはやってました。
後は人よりもたくさんの漢字を知っているという優越感。
僕は小3の時に学級委員の中の書記をやったことがあるのですが、
黒板に学級会の議事を書いていくわけです。
あえて、習っていない漢字をひらがなで書いていると
クラスの一人が
「それってもう習った漢字だから漢字で書いてください」と言ってきたんです。
これ、鮮明に覚えているのですが、
「第」という漢字についてです。
学級会って黒板に「第〇回~」と書くんですね。
それを「だい〇回~」と書き続けていたわけです。
そしたら
「もう【だい】って読む漢字はたくさん習ったから漢字で書いてください」
という流れです。
この漢字は小3の中盤以降で習います。
内心あと少しで習うのにな~と思いながら、
無言で書き換えた覚えがあります。
心の中ではお前ら知らんだろと思ってましたが。
そこで力の差が明確になったわけですね。
その時の優越感と言ったら。。。
で、その時にこんな奴らに負けたくないと思ったというのもありますね。
それでも作文となるとなかなか書き出せない子でした。
1時間かけて題名と5行くらいしか書けないとか普通にありました。
それが小4まで。
小4の時に初めて漫画を読み始めたんです。
それまで漫画本という存在を知りませんでした。
嘘のような本当の話です。
初めて親に買ってもらった本が「ドラゴンボール」でした。
3冊だけ買ってもらって、
それを何回も読みました。
1巻から3巻までですね。
それはもう覚えるほどに。
その後小5の時に眼球を抑える軟骨を骨折して入院したんです。
その暇な時間に漫画本をとにかくたくさん読みました。
小説などは読んだことありません。
とにかくマンガだけです。
「タッチ」とか「スラムダンク」とか「幽遊白書」とか
1週間の入院でしたが、すべてその期間に読破しました。
それで話の盛り上げ方を知ったんですかね。
それから自分の体験を漫画のように作文にしたんです。
小学生の作文に伏線の回収があったりしました。
それで小5と小6の時に作文が賞を取ったのを機に
国語が得意分野であることを自覚しました。
今思い返してみると
漫画もただ読んでいるわけではなかったんですよね。
わからない言葉が出てきたら辞書で調べて、
それでその言葉がわかれば
生活の中で使ってたんです。
沢山の文章を読んで
漫画なので絵と合わせて行間も読み取り、
わからない漢字や、言葉を調べて
実際に使う。
文章の表現も漫画で読んだ表現を作文で使ってみる。
それができたから国語が得意になったのだと思います。
そして今も、
ここに書く文章を考えるときに
「助詞」の一つですら書き直します。
言葉の前後も書き直します。
結局文章に対するこだわりなんだと思います。
あるときは「である調」で書くし、
あるときは「ですます調」で書くし、
あるときは「語りかけるように」も書きます。
わざと同じ言葉を繰り返してリズムを作ったり、
同じ表現でも言葉を少し変えて何度も登場させたりもします。
普段から言葉に対してこだわりを持っているだけなんでしょうね。
国語が得意な人と苦手な人の違いは
普段から発する言葉にこだわりがあるのかどうか。
そこが大きいと感じています。
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