最近「論破」っていう言葉がはやっているというか、
「論破」することでスッキリ感を得る人が多いのではと感じています。
自分が論破しているわけでもないのにね。
それを見てスッキリ感を感じているというかね。
まぁ確かに見ていてそういう視点があるのかと感心することはありますね。
で、あることに気づいたわけです。
「論破」が得意な人ってマルチタスクが出来るんですよ。
マルチタスクって、同時進行の事です。
話を聞きながら、先の答えを考えているわけですよね。
今聞いている話の答えをその時に考えているのではなく、
今聞いている話から今後どのように展開していくのかを予測して、
その予測に対しての答えを何通りか用意しているわけです。
分かりにくいですかね。。。
野球で考えると、
ピッチャーが今カーブを投げてきたから、
次は緩急を考えて速い球で勝負に来るだろうとか、
サッカーならPKで蹴る方向が前回は正面だったから、
今回は右に蹴るだろうとか。
そういう予測ってしますよね?
それをその一つに集中しているときに考えているのではなく、
話を聞いているときにいくつか先の事を考えているわけです。
もちろん今の話を聞きながらね。
で、よーーーく人の話を聞いているわけです。
そしていろいろな角度からその話をとらえているわけですね。
遠くから見たらただの「丸」にしか見えないものでも
近くで見れば円柱かもしれないし、
球かもしれないし、
平面に書かれた円かもしれない。
このように物には見え方というのもがたくさんあるのと同じで、
話にもとらえ方というのがたくさん存在する。
それを同時に進行する人がいわゆる「論破」が得意な人なのかな。
だから「論破」されることが多い人は、
論破する側に回ることがまずありえないわけです。
どこか一つでも足りないと無理ですから。
もし万が一できたとしても、
偶然が重なったか、屁理屈ですね。
話し終わった後に「しこり」が残るんです。
それは論破とは言いませんからね。
彼らは頭が良いのではなく、
観察眼が優れているということでしょうね。
人の話をよーーーく聞いて、
その話に対していろいろな角度から思考を巡らし、
ひとつの話から様々な道筋を予測するということを
同時にこなすことができれば
きっとあなたも今日から「論破王」!
ま、なりたければですけどね。
あ~、これだけではなれなかった!!
もう一つ必要だ!
論点をずらさないこと。
これがないと無理でした。
論点をずらさずに、その物事の大元になることを見定めないと駄目ですね。
大元になることというか、原因になっているものですかね。
例えば勉強ができないということに対しても
その生徒によって原因は様々ですから。
大体言い訳なんで簡単に論破されるわけですけどね。
物理的にどうしても勉強できないってなかなかありませんから。
何の嫌味も感じさせないで相手を論破できれば
それは本物なのかもしれませんね。
ちなみにこの能力を身に付けたければ
数学と国語と社会を頑張ってください。
たまに理科も使うかな。
世の中のいろんなことに興味を持つことですかね。
じゃないと伝わりやすい話し方はできませんから。
しかし。。。
「論破」することがこれだけ注目浴びてるにもかかわらず
国語力を育てようとはしないんですね。
相手が「論」じたことを
打ち「破」るわけですからね。
相手よりも弁がたつ人じゃないと当然無理ですよね。
自分がそうなろうとは思わないってことか。
考えるほどに難しい問題ですね。
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