テストが近くなってきているので、
今はテスト範囲の勉強を頑張ってもらっていますが、
テストが終わって、テストの見直しも終わり次第、
国語の強化に入ります。
特に受験生以外。
受験生は希望者だけ作文の添削をしているので
それで進めます。
受験生以外は小学生の国語すら正確に読めていない。
嘘だと思うでしょうが、
誰一人として小学生の国語を正確に読めていません。
それが事実です。
主語と述語の関係すら間違える。
修飾語が何を修飾しているのかもわかっていない。
そもそも品詞を知らない。
名詞の説明ができない、
動詞の説明ができない、
副詞の説明ができない。
そうなると英語もできない。
英語はもちろんできないのですが、
数学も理科も社会もできないんです。
数学では問題に書いてあることを正確に読めていない生徒がたくさんいますし、
理科ではどこにその言葉がかかるのかで意味は変わってくるし、
社会は記述をするときに何を書いているのかが分からなくなります。
国語力の低下は近年著しいと言われていますが、
それは読書をしなくなったせいだという人がいます。
しかし僕はそうは思いません。
単純に会話の現象であると思っています。
昔はLINEはなかったし、
メール機能も弱かった。
用事があれば電話をし、
約束を交わして直接会い、
会話をする時間は多かったはずです。
家族の会話で見ても、
今は共働きの家庭が多く、兄弟も少ない。
夜まで一人でいる子供も以前より増加しています。
その会話の減少が国語力、読解力の低下に直結していると思っています。
だから塾などの場所が今は昔よりも必要ということです。
塾に来ればたくさんの会話をします。
特に栄進研は採点に持ってこないといけないので、
その持ってくる度に会話をします。
その会話でおかしなところがあれば指摘されるし、
何を言っているのかわからなければ相手にどうやって伝えるべきかを話しますし、
毎週手帳のチェックもあるので、そこの文章についても修正します。
それでもまだ足りないんです。
基本的に主語はなく、
指示語盛りだくさんの会話をし、
単語で会話を成立させようとする。
その度に「誰が?」「何が?」「これってどれ?」「助詞は?」「何人だ?」
と言われているのに直さない。
それなら強制的に国語の勉強をさせるしかないでしょ。
まずは文の構成から。
主述の関係、修飾、被修飾の関係。
品詞の種類と意味。
それをやっていただきます。
また土曜日に国語の読解の授業をします。
とにかく国語です。
これができなければ日本では勉強ができるようになりません。
なぜならすべて日本語で書いてあるからです。
とにかくテストが終わったら国語の強化をします。
たくさん発言してもらいますし、
たくさん文章を書いてもらいます。
半年かけて嫌というほどにやります。
受験生で作文の添削をしている生徒は
1週間に作文を2.5個は書いて添削されているので
それでいきます。
国語が苦手な生徒ほどやらないといけないのに、
国語が苦手な生徒ほど添削は申し込みませんでしたね。
もう受け付けませんけど。
作文を書くことをなめてもらっちゃ困る。
最も国語力が上がる方法なのに。
今日も提出された作文を添削していきます。
とにかく国語です。
国語できずに成績アップはあり得ない。
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