国語の問題や英語の問題には
一般常識を知っている体で出題されるときがあります。
一般常識を知らないだけで他の受験生よりも後れを取ることになります。
一般常識として考えないといけないのが、
「語彙力」です。
一般的に知られている語彙力を持っていないと
もちろん国語で何を書いてあるのか理解できないことになります。
語彙力というのは作文を書くためだけではなく、
全てのことを理解し、
自分の発信したいことを相手に理解してもらうために必要な能力です。
その語彙力が昔よりも下がっているということが話題になっています。
本を読まなくなったというのはあるかもしれませんが、
個人的には原因はそこではないと思っています。
最大の原因はおそらく少子化です。
兄弟姉妹同士での会話が明らかに減っているのと、
子供が少ないので親が一人の子供に掛ける労力が増えたことです。
兄弟や姉妹で会話することが少ないと確実に語彙は減ります。
子供には子供同士の世界があるので、
親が知らない世界がそこには広がっています。
その時の会話、喧嘩、遊びは親が与えるものをはるかに超えてきます。
そうやって子供同士の世界で言葉をたくさん覚えたりもしていたのは事実です。
もちろんそれだけではないですが、
重要な場面の一つです。
もう一つは親が口出ししすぎることです。
口出しとは違いますね。
単語で言いたいことを予測してやってしまうことです。
「教科書」「名前」と単語で言うだけで
小学校の教科書に名前が書かれるという斬新なシステム!
助詞を間違えていてもそれをくみ取って理解してしまうすさまじい理解力!
そういうのいらないんです。
ちゃんと普段から文で話す癖を付けさせてください。
単語だけで理解してあげないこと。
助詞を間違っていたら直させること。
これを小さい時からやっていけば国語の時に変な文を書かなくなります。
もちろん上に挙げた二つだけではありませんが、
大きな影響があることは間違いない話です。
兄弟がたくさんいても語彙力無い子ももちろんいますし、
親が小さい時から絵本を読み聞かせしてきても語彙力無い子はもちろんいます。
原因は何もこれだけではないです。
ただ、一つの要因となることは間違いありません。
それなら少しでもプラスになることをやってあげたいと思いますよね。
ということで、
栄進研ではクロスワードをやらせていくことにします。
クロスワードを馬鹿にしてはいけない。
本当に語彙力上がります。
やればわかります。
国語を何とかするためには語彙力は必須なんです。
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