たまにというか、国語できない人たちがいつも言うことですが、
「国語の答えは１つとは限らない。」
これについてお話していきます。
はっきり言います。
国語の答えは1つだけです。
２つも３つもありません。
必ず1つです。
なぜ国語ができない人たちは答えが複数あると感じるのか。
それは自分の感想を書くからです。
例えば評論文、
何かの研究などを通して作者が考えたことが書かれています。
それを読んで自分の考えをまとめることが国語の問題ではありません。
自分の考えを書くから間違ったり正解したりと安定しないわけです。
国語において問われていることは、
正確に文を読み、忠実に問いに対して答えることです。
あなたの意見を聞いちゃいない。
この正確に読み、忠実に答えるというものを基軸にして、
更に「出題者の意図」を読むんです。
なぜその問題が出されたのか、
出題者は何を答えてほしいのか。
これを考えないといけません。
考えることはその文章を読んだ感想ではなく、
そこにあるものをそのまま読み取ることです。
当たり前の事と思うかもしれませんが、
実はこれができない大人が世の中にはたくさんいます。
それがSNSです。
書いてあることを正確に読み取れない人が、
いわゆる「クソリプ」と言われるものをします。
書いてあることを捻じ曲げてとらえ、
自分の曲がった解釈をぶつけて批判する。
そういう大人が社会には山ほどいます。
だから熊の駆除をしたというニュースにかわいそうと平気で言えたり、
池袋の交通事故を起こした老人に「億単位」の賠償をさせるのはおかしいとか言えるわけです。
文章を正確に読み取っていないからこういう的外れなクレームを出せるんです。
学校でもそうですし、塾でもそうです。
的外れな思い込みがモンスターペアレントの正体です。
国語力、読解力がないんです。
そんな大人になりたくなくば、小学生からの期間に
国語を徹底的にやらせないと。
恥の上塗りをするような人間になります。
文章を正確に読み取り、聞かれたことに忠実に答え、
出題者の意図を汲むことです。
そうすれば国語の答えはいつも1つになります。
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