今日から9月です。
栄進研は月末の29日から個別も集団授業もストップするので、
今日からどちらも再開です。
と言っても29日以降の集団授業は
いつもの集団授業ではないというだけで、
他にやりたい色々なことをやったりしていますけども。
今日は早速国語から再スタートです。
現在国語は文法を強化中なので、
さっさと文法を進んでいき、
長文読解に移りたいと思っています。
しかし、文法をないがしろにすると
結局長文を読めないので、
ここはしっかりと文法というものを身に付けてほしいと思っています。
どうしても国語の文法というと
軽く見られがちですが、
国語が根本的にできない理由なので、
逃げないでちゃんとやってほしと思います。
皆さんは英語を勉強する時に、
英語の文法をとことん勉強するじゃないですか。
なぜ国語になると文法をやらなくて良いと思うのでしょうか。
あんなに英語の文法だけひたすらやるのに。
そもそもなぜ英語の文法をやるんでしょうか?
英語も国語のように長文だけ読めれば良いとならないのはなぜでしょう?
答えは明確で、
文法を知らないと長文を読めないからです。
英語は半数以上の人がそれを理解しているのだと思います。
残念ながら国語になるとそれが当てはまらないと思っている人が多い。
当てはまるんですよ。
例をひとつだします。
⑴以下の文章で使われ方の違う「が」を一つ選んでください。
ア、桜はもうあらかた散っていたが、桜の木はたくさんあった
イ、韓国にも松の木はたくさんあって、ひょろりとまがっているところは日本と同じなのだが、その曲がり方がちょっと激しい
ウ、清音とか濁音とか破裂音とか世界各地にあるが、激音、濃音というのは初めて知った
エ、なんだか一人で照れてしまったが、この発音には相当な力がいる
オ、なんだかイメージが悪いが、事実は仕方がない
さぁ、答えはどれでしょうか。
この問題は実際に入試で出題されたことがある問題です。
この答えは「4」です。
一つだけ逆接ではないからというのが理由です。
ここで深くは解説しませんが、
集団授業の時間ではこういうものを丁寧に説明します。
これが長文の中に普通に出てくるわけです。
この「が」の意味1つがわからないだけで、
その長文の全体の意味がずれることがあります。
だから長文を読んでも意味わからないときがあるわけです。
問題文の意味が捉えられないときがあるわけです。
だから国語の文法は重要ということです。
今日あたりから動詞の活用の話に入っていきます。
活用ができないと助動詞と動詞の境目がわからないということが起きます。
助動詞には意味があるため、
それを理解しないとまたこれも文意を捉えることにずれが生じます。
いつもの生徒との会話、
問題で間違っているところ、
問題の読み違い、
説明を聞いているときの表情、
そういうものを見て、
皆さんに必要なものを集団授業で追加しています。
はっきり言って高校生はこのレベルのことができていません。
誰一人としてできていません。
中学の集団授業に出てもいいよと言っているにもかかわらず来ません。
高校の国語はそんなに甘いものではないんです。
中学と違ってどうやっても伸びませんから。
根本的に重要なことろを知らない限りは。
高校は中学と違って、
授業でやった文章がわかれば点数が取れるっていうものではないですから。
小2の漢字も合格しないのにね。
参加しないのは「自分はできると思っているから」ですかね?
うぬぼれにもほどがありますね。
とにかく、参加すればそういう細かい文法をわかるまでやります。
ちなみにですが、
一度なくした集団授業を復活させることはしません。
甘えないでください。
来るかどうかもわからん人達のために時間を取るほど世の中甘くないんで。
そもそも無くしたところは2週連続誰も来なかった時間などですから。
そのために準備して、そのために時間を空けておくわけですからね。
無料のものに対して。
ふざけないでほしいですね。
ということで、
今日は国語!
文法をさっさと今月中には終わらせて、
それぞれの長文の読解に移ります。
文法をやった後だからこそ、
長文の読解に意味が出てきます。
国語を本気で上げるためにはそれが一番ですから。
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