社会には必ずと言っていいほどに記述問題があります。
「社会は暗記」
そう思っている人ほどに、記述問題を落とします。
記述問題を暗記していれば確かに解けるわけですが、
模試や入試で暗記した通りに出題されることはまずありません。
となると、本質的な理解が必要になるわけです。
更にそこに自分の考えを文にする国語力も必要なんです。
栄進研は生徒が解いた問題を採点する塾ですが、
それはこういった社会の記述とか、
生徒が丸を付けるにはある一定の基準が必要なもののためにあります。
そこで目にするのは、
「言いたいことはわかるけど、これじゃ伝わらない」
というものや、
「大体答えに近いけど、問題が聞いていることを答えられていない」
というものです。
生徒たちは問題を読んで答えになりそうなものを頭の中に描きます。
しかし、それを正解と呼べるレベルになかなかできないわけです。
そこからもう何回も書き直しが始まります。
問題で聞かれていることに答えない限り、こちらも丸は付けられませんから。
もしそれでおまけで丸を付けたとしたら、
本番で減点食らうのは生徒ですからね。
そこに妥協っていらないし、してはいけないわけです。
こういったところにも国語力が問われてしまうんです。
もっともっと国語を重要視しましょう。
皆さんがちゃんと話せていると思っている日本語は、
実はまだまだ未熟なのかもしれません。
国語の基礎を知り、言葉の紡ぎ方を知り、
想像力を育て、問われているものを記述する。
それで初めて、社会の記述はクリアになります。
暗記だけでは戦えないんですよ。
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