語彙力・読解力とは

成績を上げるために必要なものは何か。

 

 

 

優秀な講師か。

 

究極のテキストか。

 

凄腕の学習塾か。

 

 

この3つ全てが違う。

 

 

言うまでもなく、勉強するのは本人である以上、

 

 

 

最も大事なことは

 

 

 

「自分で勉強できるようになること」

 

 

 

である。

 

では「自分で勉強できる」というのはどういう意味なのか。

 

最も理想な姿はどこであっても、どの科目であっても一人で黙々と問題をこなせるようになることだ。

 

これがどう考えても最強なのは間違いない。

 

ただ、これを実行するためには、

 

解説を読んで全てを理解する読解力と、

 

それを成すことができる集中力と、

 

1を見て、10を知ることができる基礎力があって初めて成立するため、

 

大学名で言うと、東大とか、一橋とか、そういった大学を目指す高校3年生には当てはまる。

 

ということはそこから逆算するというのが筋である。

 

高校3年生の春に、この状態に持っていくために何をするのかを考えていけば、

 

おのずと今やるべきことが分かる。

 

さて、この状態になるためには何が必要か。

 

先に挙げていたように、「読解力」「集中力」「基礎力」の3つである。

 

読解力は国語力と結びついているというのは想像がつくはずだ。

 

ではその国語力とはいかにして育てるのか。

 

それが語彙力と文法力の育成だ。

 

普段使っている日本語を考えて使うことが最も効果的であはある。

 

毎日いつでも使う日本語を考えることこそが何よりも勉強になる。

 

しかしここで一つ問題がある。

 

自分の日本語が正しいかどうかの判断ができないことである。

 

当たり前のように話、当たり前のように会話が成立しているため、

 

自分の日本語が間違っているということに多くの人は気づいていない。

 

これは何も学生に限った話ではなく、

 

人と会話をしたときに、いまいちこちらの意図が伝わらないとか、

 

いまいち相手の言っていることが分からないと感じる人の大部分は日本語が間違っている。

 

それを修正するためにはたくさんの会話をし、

 

たくさんの文章を書き、

 

それを修正されて、

 

正しい日本語を身につけていくほかない。

 

また、それと同時に語彙力の向上も図らなくてはいけない。

 

語彙力の向上は自分が今まで接してこなかった言葉に接し、

 

まずは「聞いたことがある」という言葉を増やすこと。

 

それを次に「意味が分かる」にし、

 

さらに実際に使ってみて、また修正され、

 

最後に使いこなせるようになって初めて「語彙力が身に付く」となる。

 

そこまでこの二つを磨いてやっと読解力のスタートラインに立てる。

 

ここから本当の読解力の育成段階に入る。

 

それが長文の読解に当たる。

 

そこでは何がどのように間違っていたかを見なければいけない。

 

「私は」がいいのか、「私が」の方がいのか、

 

これの違いや、どちらが良いのかを考えることができるようになった時に、

 

読解力の初歩にたどり着いたと言える。

 

そこまでとにかく日本語について考え抜くこと。

 

しかもそれを日常のレベルにまで落とし込むこと。

 

それが出来れば国語は確実に伸びていく。

 

毎日コツコツと積み重ねて1年後にちょっとだけ成長するのが国語という科目。

 

急に劇的な伸びを見せたりすることもあるが、

 

それも日々の積み重ねが実を結んだ結果でしかない。

 

そしてその国語力がすべての科目の基礎となる。

 

それを決して忘れてはいけない。

 

集中力と基礎力についてはまた別の機会にまとめる。

 

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