昨日は何人かの生徒をまとめて呼び出して
今までにないほどにお説教しました。
ご存じの通り、前日に「叱る」ことだけを告げて
時間指定をしたわけですが、
めちゃくちゃ叱られるというのを分かったうえで、
全員ちゃんと時間までに集まったことは
ひとつの成長なのだろうと思います。
長々と怒るのは嫌いだし、
意味がないと思うので、
短くまとめましたが、
全員が自分の口で何がどのようにいけなくて
これから何をどのようにしていくかを話してくれました。
僕はあまり話しません。
僕から話してまとめても
ただそれを聞くに徹して時間が過ぎるのを待つだけになるので、
自分で何をして、それの何がいけなくて、
どういう悪影響が出て、どれほどの人に迷惑をかけたのか、
全てを自分で考えて全員に発言してもらいました。
生徒によって叱る時間も変えてあります。
自分から発信してうるさくした生徒と、
それにのってうるさくした生徒とでは
多少の差をつけてあげないとかわいそうですしね。
ただ、一緒になって騒いだ時点で「同調」となることは話しています。
そのあとは全員真面目に勉強に取り組んでいました。
当然と言えば当然なんですが、
今までにないほどに真面目に取り組んでいました。
他の生徒にも緊張が伝わってしまったので、
そこはちょっと申し訳ない。
お願いだからそういう叱る仕事を増やさないでほしい。
僕は全員を絶対に合格させてあげたいんです。
そのために考え方が間違っていれば怒りますし、
やってはいけないことをしたら怒りますし、
人に迷惑をかけるようなことをしたら怒ります。
それが僕のやり方です。
幸い、今回の保護者の方々は誰も叱ったことについて怒る方はいませんでした。
前日に叱ることだけを保護者の方々にも告知して、
終わった後に報告はしましたが、
ちゃんと送り出してくれたことには感謝です。
我が子が確実に叱られに行くというのは
親として最大級に心が痛むことですから。
昨日は50％くらいの力でセーブして怒っています。
次もし同じようなことがあった場合、
いよいよ70％くらいまで上げます。
親ならわかると思いますが、
怒るのは一番疲れるので本当にこうならないようにしていきたいですね。
勿論、塾としても同じことが起きないようなシステムを考えていかないといけないなと感じています。
叱った後は僕はいつも通りにすぐに戻るので
やりにくいことはないとは思います。
なんでもメリハリですね。
いつまでもチクチク怒りませんから。
そもそも僕は基本的に怒りませんし。
さて、あと10日、全力で走り抜けていただきます！
昨日受験生は
「1秒たりとも無駄にしない」と約束しましたからね。
楽しみですね。