例えば小さい子供が車が走る道路に向かって走っているところを見たとします。
あなたはどうしますか？
「危ないから駄目だよ～」って言いますか？
「とまれ！危ない！！」と大声で言いますか？
ほとんどの人が後者だと思います。
最近では他人の子に声をかけると
不審者扱いされることもあるのでなかなか大声で止められないかもしれませんけどね。
まぁ机上の話であれば大声で止めると思います。
もしくは二度としないようにきつく叱ると思います。
それはなぜですかね？
今までの経験上、そのまま走っていけば
車に轢かれて死ぬかもしれない。
そう思うからですよね？
その先の未来が予測できるからですよね？
ここまでは理解しました？
はい、そこで問題です。
目の前に勉強しない子がいます。
さて、あなたはどうしますか？って話なんです。
勉強をしないで大人になった場合、
犯罪者になる確率はどれくらいか知ってますか？
ここにある統計を取った表があります。
学歴と犯罪
中卒の人間の犯罪歴が群を抜いて高いわけです。
勉強をしないで大人になるということは
そういう未来が待っていると言っても過言ではないわけです。
そこまでいかなくても、
勉強をしないで成長していくと、
偏差値の高い高校には行けなくなる。
すると偏差値の高い大学にも行けなくなる。
就職の時に必ず学歴は見られる。
だから就職面接にも通りにくくなる。
給料の高い企業には就職できない。
結婚して子供ができて、
あの時もっと勉強しておけばよかったと後悔する。
こんな未来が保護者や僕たちには見えているわけです。
それを何も言わずに放置していることが
優しさですかね？
僕はそう思わない。
いいですか？
努力というのは押し付けるものではありません。
自分でやるべきものです。
努力しても報われないことなんてたくさんあります。
しかし、成功している人たちは必ず努力しています。
今の状態で大人になると絶対に後悔するというのが目に浮かびます。
事実として今の大人の9割以上は
もっと勉強しておけばよかったと後悔しています。
そうなってほしくない。
そうさせたくないからこそ、
勉強していない子を見ると「叱る」んです。
それは親も同じはず。
親は自分よりも良い生活を子供に送ってほしいと願っているから
勉強しないでスマホばかりいじっている姿を見ると怒るんです。
それでもスマホを持たせないと友達とうまくいかないかもしれないと思うから
持たせてあげたりするんです。
あ、でもこれに関してはなくても友達とうまくできますからね。
スマホは高校から持たせればいいと思いますよ。
話はそれましたが、
僕からしたら
「今まさに道路に飛び出そうとしている小さな子供」も
「勉強しないでダラダラしている子供」も
同じ危険な未来に向かう子供として同じくくりです。
だから叱ります。
本気で叱ります。
だって僕は社員にはほとんど怒りませんから。
社会というものを教えることはしますが、
受け入れないのであれば見捨てるだけなので。
年取った子どもほど叱って意味のない人間はいませんもの。
怒られるってね、諦められてないってことなんですよ。
怒られなくなるってね、諦められたってことです。
僕はね、
生徒の誰一人として諦める気はありません。
諦めた時は辞めてもらってます。
塾として売り上げ落ちますけど、
こっちの話を全く聞こうとしない場合は無理ですから。
出来るできないは問題ではなく、
聞く耳があるのかないのかですね。
だから生徒には怒るんです。
勉強ができなくて怒ったことはありません。
気が緩んだ時に怒ってるんです。
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