いろいろなタイプの生徒がいて、
そのタイプごとに成績が伸びやすいかどうかが決まっているわけです。
大きく分けて、タイプは4つです。
１、入塾当初からかなりできるタイプ
２、自信過剰で基礎がないタイプ
３、言われたことはやるけどどこかボーっとしているタイプ
４、体育会系の素直な勉強してこなかったタイプ
大きく分けるとこの4つに当たります。
あくまで伸び率の話ですが、
最も伸びやすいのが
4番の体育会系の素直な勉強してこなかったタイプです。
そして逆に最も伸びないのが、
2番の自信過剰で基礎がないタイプです。
伸びしろの話なので、
1番はそもそもすでに勉強できますから、
伸びること自体が少ないわけです。
といっても、
450点で入塾してきて、460点に上がることは
200点で入塾してきて、350点になるよりも難しいんですけどね。
そう考えるとその10点あげることで伸び率が半端ないとみることもできなくはないですね。
ただ、純粋にどれくらい伸びるかで見ていきます。
それぞれの理由を書いていきます。
1番の生徒は先ほど書いた通り。
伸びしろ自体がもう少ないからです。
2番の生徒がなぜ伸びないか。
自信過剰で自分の今を知ろうともしないからです。
このタイプはとにかく言い訳が多く、
とにかく自分よりも下の生徒と比べたがります。
自分の自信を維持するために。
そして指摘されることをとても嫌がります。
だから伸びないんです。
点数を上げようと思ったらまず自分を知らないと。
今の自分の現状を知って、
そこから何をするのかを考えないといけません。
その最初の一歩である自分を知るということから逃げるので
当然成績は上がりません。
そして厄介なのが、
これをそのまま大人になっても引き継いでいくことです。
自信過剰なまま大人になって、
仕事ができない人間の出来上がりですね。
結構強いショックがない限り直らないのも特徴ですね。
3番については、完全な指示待ち人間なので、
塾に行っている間は大丈夫です。
その代わり塾がないとどうにもなりません。
なぜなら指示をしてくれる人がいなくなるからです。
指示ありきなんですよね。
もしその指示が少しでもずれればもうアウトです。
だから伸びにくいということになります。
ただ、素直に指示されたことは全てやるタイプなので、
指示されている間は伸びていくというか、
伸びているように見えるということになります。
4番は、体育会系で素直であれば伸ばしやすいのは確かです。
そもそも素直というのが一番です。
いくら1番のタイプの生徒でも
素直じゃなければそこから転落していきます。
よくある、「自分のペースでやります」っていうタイプですね。
自分のペースでやりますとか、
自分のやり方でやりますっていうのは、
まぁ本当に伸びない。
驚くほどに伸びません。
4番の生徒は勉強ができるようになる基礎を持っているということですね。
体育会系なのでそもそも根性論が通じる子が多いですし、
もちろん文化部でも体育会系の子はいるので、
必ずしも運動部であることが条件ではありません。
逆に言うと、
運動部でも体育会系ではない子もいますから。
根性論が通じて、そのうえで素直なので、
やった方が良いというものをすぐに取り入れようとしますしね。
大量の演習も何とか乗り越えてきますし。
そういう視点から4番の生徒が伸び率が高いということになります。
やはり、一番なのは
素直であることです。
素直で根性があればまず間違いなく伸びます。
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