ママ友の会話

あるランチを食べに行ったお店でのことです。

 

隣のテーブルにママ友グループらしき方々がランチを楽しんでいました。

 

聞き耳を立てていたわけではありませんが、

 

基本的に声が大きいので勝手に耳に入ってきます。

 

そこでの会話は「大学受験」についてでした。

 

なるほど。このようにデマが拡散されるのだなと。

 

そのデマの拡散を目の当たりにした瞬間でした。

 

今通っている塾のお話し。

 

学校の授業のお話し。

 

自分の子供の大学受験の成功から導かれたお話し。

 

各科目の必要性。

 

英語について。

 

それらをほぼ一人のお母さまがマシンガントークしていました。

 

結論から言うと、一つたりとも的を射ていません。

 

これがママ友のカーストか。

 

もう一度言いますが、聞き耳を立てていたわけではありません。

 

もはや演説のように大きな声で話しているので

 

よほど自信があるのでしょう。

 

それゆえに怖いですよね。

 

堂々と発言することでこんなにも人を巻き込めるのかと感心すらしました。

 

自信満々の振る舞いって説得力が増すというのは本当ですね。

 

それがたとえ間違っていたとしても。

 

そうやって、その演説を聞いたお母さま方は塾の講習を追加するのでしょう。

 

高校受験ならまだわかりますが、

 

大学受験ともなると、高校生を受け入れていない塾も世の中にはあるとおりに

 

専門性がかなり高くなるわけです。

 

その専門性が高いお話を

 

一介の主婦がマスターして、全大学を網羅しているとはとても思えない。

 

しかし、ママ友カーストの効果もあって、

 

そのボス的存在の話す内容は

 

たとえ大幅にずれていたとしても

 

それが宗教の教えのように広がっていくわけです。

 

それを目の前で見ることができる貴重な体験でした。

 

餅は餅屋です。

 

専門的なことは専門的なところに聞くべきです。

 

塾を営んでいくということは

 

毎日勉強や受験について必ず考えているわけです。

 

その毎日考えて考えて考え抜いてきている人たちよりも

 

ママ友カーストの最上位にいる人の話を信じるというのは

 

なかなか滑稽な光景です。

 

気持ちはわかりますが、

 

最善とは思えません。

 

こういう時に「そうじゃない」と口を出したくはなりますが、

 

そんなことはしません。

 

ただ、笑えてくるくらいに面白かったですね。

 

的外れすぎて。

 

それと同時にかわいそうにも思えます。

 

なぜならそれを実行したところで合格できませんから。

 

良いと思うものを勧めるのは構いませんが、

 

本当に良いかどうかは自分で調べて、

 

自分で経験して、

 

自分で感じ取るべきです。

 

何についても「自分」でやらないと。

 

それは勉強もそうだし、そういう情報を確認するのもそうです。

 

全ては自分がやらねばならないのです。

 

 

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