学校の課題

統計的な話をします。

 

学習塾に来て学校の課題だけをやっている子は伸びません。

 

やり方によりますが、

 

塾で学校の課題をやるだけで帰っていく子は伸びないと言った方が良いかもしれません。

 

学校の課題なんてものは基本的にそんなに時間はかかりません。

 

特に公立中学はそれほど課題も出ていませんし、

 

学習塾でやるにはそぐわない課題もあります。

 

草加中の子たちはわかると思いますが、

 

「ニュースを調べる」というのは塾でやるべきものではありません。

 

また、解答のないものをやり、採点もしてもらわずに自己満足で帰るのもまた意味がない。

 

自分が本気でやった問題を

 

しっかりと採点をしてもらい、

 

その間違ったものがなぜ間違っているのかをちゃんと知る。

 

そしてそれをもう一度解きなおす。

 

それが勉強であり、血肉となるものです。

 

独自で問題を解く→採点せず・・・✖

独自で問題を解く→採点する→やり直さない・・✖

学校の課題をやる→採点せず・・・✖

学校の課題をやる→採点する→やり直さない・・・✖

学校の課題をやる→採点する→やり直しする→帰る・・・✖

指示された問題を解く→採点せず・・・✖

指示された問題を解く→採点する→やり直さない→✖

指示された問題を解く→採点する→学校の課題をやらない・・・✖

指示された問題を解く→採点する→課題もやる・・・✖

 

 

これら全部だめです。

 

正しいのは

 

指示を元に自分で考えてテキストを進める→採点する→質問する→やり直す→間違いからまた自分で何をするか考える。

 

これが正解。

 

与えられてばかりではダメです。

 

独自にやりすぎるのもうまくいきません。

 

やり直さないのは論外。

 

採点に来ないのも論外です。

 

本当は自分で採点できるようになると一番良いのですが、

 

今のところ中学生でそれがちゃんとできる生徒は1%いるかどうかです。

 

勉強は自分でやるものです。

 

他の誰でもなく、自分自身が努力して作っていくものです。

 

僕たちはそのアドバイスしかできません。

 

そのアドバイスを聞かないのであれば成績は上がりませんし、

 

合格もできません。

 

そもそも塾に来る意味って何なのか理解できません。

 

反発するのは大いに結構。

 

反抗的に向かってくるのもウエルカムです。

 

その代わり、ちゃんと論じてください。

 

全て正論で真っ向から返します。

 

やらなくてはいけない事実が変わることは絶対にありませんから。

 

必ず勉強はしなければいけないんです。

 

僕は中学、高校と勉強しませんでしたから、

 

やりたくないとか、反発したい気持ちはすごくわかります。

 

ただ、それを続けていても何も良いことがないのも既に知ってしまっています。

 

「無知は罪なり」

 

知らないということは罪なんです。

 

それなら先を知っている大人の力を借りればいいじゃないですか。

 

両親は今の君たちがそのまま大人になったらどうなるかを予測できるから口うるさいんです。

 

親とはそういう生き物です。

 

しかもそれはいくつになってもずっとそうです。

 

年齢を積み重ねるとはそういうことなんです。

 

その経験が君たちの将来をいとも簡単に予測させてしまうんです。

 

だから、

 

学校の課題だけやっているようではダメなんですよ。

 

それはやって当たり前。

 

それ以上のことをやるから頭が良くなるということなんです。

 

そして僕には栄進研にいる生徒全員の成績を上げる使命がある。

 

「学校の課題をさっさと終わらせて勉強しなさい」というのは

 

そういう意味なんですよ。

 

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