思考が止まる子供

先日、小学1年生の子の面談でした。

 

学校の先生と久しぶりにまっとうに話した気がします。

 

中学の面談は本当に意味を感じませんからね。

 

生徒に司会やらせたりとか、

 

もう終わってますね。

 

それはさておき、

 

小学校の面談をして気づいたことがあります。

 

学校の学習指導要領の改訂が今年から始まっていますが、

 

そのしわ寄せは小1にまでしっかりと影響があること。

 

また考えられない子供が増えたという事実。

 

さらに学校では問題をちゃんと読むように指導をしているという事実。

 

この3つです。

 

今までの小学1年生は

 

足し算をやってから引き算に入るまで

 

ちょっとした箸休めみたいな単元があったんです。

 

それが子供たちに足し算というものを整理する余裕を与えていたんですが、

 

今年は足し算が終わったら即引き算。

 

足し算の文章もまだ完全に理解しないうちに

 

引き算の文章が入ってくる。

 

上位層しかついていけない環境がすでに1年生にあるという事です。

 

これで引き算が苦手な中学生が出来上がります。

 

また、先生が「式と答えを書いてね」と指示すると

 

ひらがなで

 

しき

こたえ

 

と書いて黙っている子がいるそうです。

 

問題が目の前にあるのに、やらない。

 

というか、考えられていないわけです。

 

この原因を考えてみました。

 

結論から言うと

 

「スマホ」です。

 

今は共働きの家が多く、

 

両親ともに忙しい。

 

特にお母さんたちは仕事をしてから家事をしてさらに子供の相手をしなければいけない家庭が多い。

 

そうなると家事を優先するので子供の相手をするのは

 

スマホになる。

 

それで動画を見せておけば静かになるので

 

親としては楽。

 

はい。それが大問題です。

 

ずーーーーーっと自動でAIに与えられた動画を見続けるわけです。

 

何も考えなくても

 

そのいつも見ている動画に似ている物を

 

どんどん与えられるわけです。

 

何かを考えているわけがない。

 

さらにそれをやることで、

 

親子の会話が確実に減っています。

 

子供を賢くするのは親子の会話の多さです。

 

しかも母親との会話の量です。

 

父親ではないんですよね。これが。

 

それがないから考えない子供が増えて、

 

しき、こたえと書いて止まってしまうんです。

 

さてこれはなんとするべきでしょうね。

 

会話してくださいとでも言えばいいんですかね。。。

 

最後は小1のうちはちゃんと問題文を読むように指導しているという話。

 

いつから問題読めなくなるんでしょうね。

 

中学生でも問題を読まないで間違える生徒はたくさんいます。

 

これは、油断・慢心・おごりの結果でしょうね。

 

または理解しないで算数の問題に書いてある数字を埋めただけで正解してしまったという経験。

 

低学年の算数は

 

その単元の問題しか出ませんから

 

引き算の時は大きい数から小さい数を引けば

 

大体正解できてしまいます。

 

2年生になり、かけ算が出てくれば

 

その数字を掛けてしまえば正解になってしまう。

 

それが問題を読まなくする根源です。

 

読まなくてもできてしまったという無駄な自信。

 

それが問題を読まなくさせていきます。

 

今回の学校の面談はとても意味がありました。

 

幼い時からしっかりと親と会話をして、

 

動画を見せるのをやめ、

 

問題をしっかりと読ませていけば

 

中学に行ってもつまずくことはないのかもしれませんね。

 

たくさん子供とかかわってください。

 

今からでも遅くありません。

 

中3でもたくさん話を聞いてあげてください。

 

話を聞くんですよ。

 

こっちから話すんじゃないんですよ。

 

たくさん聞いてたくさん引き出してあげてください。

 

そうすれば賢くもなりますし、

 

子供の近況を知ることもできますし、

 

何が問題になっているのかを知ることもできます。

 

それができるのは親だけなんですからね。

 

 

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