合宿中の教室移動は、
あえて自由にしました。
生徒が自分で進めたい教室に行くというシステムです。
時間で区切り、時間が来たら他の２教室のどれかへ行く。
数学と英語の部屋。
理科社会国語の部屋。
地頭養成の部屋。
以上の３教室を自分で選択して、
時間が来るまでそこで頑張る。
こちらで指定した方がよいのですが、
あえて生徒に選択権を与えました。
なぜなら
その方がその生徒の特長が出るからです。
楽な教室に行く子は当然いますし、
自分が苦手な分野に行く子もいますし、
得意な分野に行く子もいますし。
人それぞれなんですが、
そこにその生徒の性格が出ます。
それを見ているわけです。
生徒には合格したプリントだけ持ち帰らせています。
そこの偏りがその生徒の偏りです。
性格が出る部分です。
そのうえこちらはだれがどれくらい採点来たかを把握しています。
極端に数学の採点が少ない子もいます。
後半地頭の教室に生徒が偏ったのも一番楽だからでしょうね。
先生優しいし。
時間制限ないし。
間違っても何も言われないし。
ただ、地頭講座にいた生徒が全員良くないという話ではないですからね。
そこで頑張っている生徒も当然います。
頑張っていない生徒も当然知っています。
そんなもんは見ればわかるので。
数学や理社の部屋は相当言われますからね。
それでもそこで合格するまで何回もやっていた生徒がいるので
それはさすがだなと感じました。
特に数学を最後までやっていた生徒は
精神力が相当鍛えられたと思います。
英語が苦手で英語をやっていた子も素敵だと思います。
漢字を８回も挑戦して、悔しがっているのもとても良い。
あの数学で１問間違った時のガッカリ感ね。
みるみる顔が曇っていく感じね。
時間ギリギリで間に合わなかったときに絶叫ね。
あの悔しいと強く思う気持ちとか、
何度も同じことをやる精神力とか、
その末でやっと合格できた時の表情とかね。
そういう経験が必要なわけだよね。
今年も年末年始は講習をやります。
参加の人数は定員を設けさせていただきますけど。
最後の追い込みの時にどれほどに精神力が成長しているかで
合否は決まります。
楽しみですね。
このままだとやばいなと思う３年生は２人くらいいるので
その生徒の根性は叩き直します。
もちろん夏休み中にね。
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