今となっては教室に来て挨拶をしない
どこぞの山奥で育ったよう子はいませんが、
それでも挨拶をしてるんだかなんなんだか
よくわからないボリュームで挨拶をしていく子はいます。
しかも歩きながらこっちも見ずに。
それって挨拶していないのと同類です。
そもそも挨拶はなぜするのか。
あいさつの「挨」には、
相手の心を開くという意味がります。
あいさつの「拶」には、相手の心に近づくという意味があります。
挨拶とは、自分の心を開くことで相手の心を開かせ、
相手の心に近づいていく積極的な行為と言えます。
分かりやすく言うと、
あいさつには、
「あなたのことを認めています。これから仲良くしていきましょう。」
という意味が込められてます。
もし、人に会ったときに挨拶をしなかったら?
「私はあなたのことを認めていません。仲よくしたいとも思っていません」
という意味になってしまいます。
これを相手の人が見たらどう思いますか。
「何という失礼な人だ。そんな人とは仲よくなりたくない。」
と思うに違いありません。
きっと挨拶をしない人は、
自分が相手からどのように思われているかを意識していない人かもしれません。
さて、皆さんが大人になって働き始めるとき、
はじめにどんなことを指導されると思いますか?
それは、挨拶です。
社会人なら挨拶ができて当たり前といわれます。
挨拶の仕方一つで、自分や会社が評価されます。
そして、挨拶一つでどんな人間関係を築きたいかがすぐに相手に伝わるからです。
だから、相手を意識して行動することが大切なのです。
では、どんな挨拶がいいのか?
基本は相手の目を見て明るく元気のよいあいさつをすることです。
2つ目には、相手より先にあいさつをすることです。
3つ目に、自分から相手に近づいていってあいさつすることです。
それが挨拶です。
だから挨拶をしなさいと塾で言うわけです。
ぼそぼそと挨拶するくらいならしない方が良い。
心を開くとは真逆の位置にありますから。
挨拶があらわすことと、やっていることが真逆です。
それでは相手に何も伝わらないどころか、
かえって印象が悪い。
そういう人としての基本を身に付けずして成長はありません。
これも2年生に多いですね。
2年生は学力も生活習慣も意識も
差が激しいですね。
学力がまだ低くても挨拶がちゃんとできる子もいるので
それはこれから伸びそうですね。
学力も低く、挨拶もできず、意識も低い。
これは本当に困ったものです。
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