これぞ逆転合格

今年の栄進研には高校3年生が一人だけいます。

 

もちろん大学受験をし、

 

見事に合格を果たしました。

 

先日紹介した専修大学合格の子です。

 

入塾したのは2019年の12月。

 

その時の成績は

 

定期テストで見ると

 

クラスで下から2番目の成績でした。

 

入塾面談の時に「日大に行きたい」と聞いたときは

 

正直、相当やらないと無理だと思いました。

 

偏差値58くらいの高校で、クラス順位下から2番ですから。

 

さすがに日東駒専の下ならなんとか行けるかなと。

 

大東亜帝国くらいなら可能性としてはあると思っていました。

 

しかも今の学力を知っているうえで、

 

12月に来たのに3月からやり始めるという始末。

 

根本的なマインドから根こそぎ変えていかないと

 

どの大学も無理だなと感じていました。

 

なんとかすぐに始める方向にもっていきましたが、

 

やらされる感満載で、

 

どうしたものかと、

 

またバイトもしていて、

 

バイトがあるから来れないと。。。

 

マジかよと。

 

そんなスタートでした。

 

どうやってその生徒をやる気にさせたのかをここで書いたところで

 

誰も真似できないので割愛します。

 

まずは学校のテストから着手。

 

数学が壊滅的だったので

 

そこを見れる状態になるまでは改善。

 

しかし大学受験では使わない科目だったので、

 

定期テストのためだけの勉強です。

 

実際に使う科目は、

 

英語・国語(漢文無し)・日本史

 

この3科目を徹底的に強化。

 

特に英語には力を入れました。

 

入塾した時には毎日来ることに否定的でしたが、

 

夏ごろには当たり前のように毎日来て、

 

当然のように22時まで勉強できるように。

 

英語の授業時でも

 

今までは全く歯が立たなかった問題に

 

互角に渡り合えるほどになりました。

 

英語は教える順序を間違わなければ点数をあげるのは

 

比較的たやすい科目です。

 

しかしこれを間違えると全く伸びない。

 

そんな中で秋に入るころには

 

一番早く来て、一番最後までいる生徒になりました。

 

教室の一番前の通路側の席は

 

この生徒の指定席のようになりました。

 

どの生徒が来てもすでにその場所にいて、

 

誰もいなくなってから帰る。

 

その状態を受験まですっと続けてきました。

 

そして共通テスト。

 

クラスで下から2番目の成績だった子が

 

英語で8割強の獲得。

 

国語も日本史も平均点を大きく超え、

 

偏差値で言うと60前後の成績を収めてくれました。

 

そこから私立大学の受験に入ったのですが、

 

まさかの「願書出し忘れ」

 

正直前代未聞でした。

 

しかしそこでその子を責めても何も好転はしません。

 

そこからその子が受けたい学部を総ざらいして、

 

今から出願できる大学をピックアップ。

 

今までやってきた対策と似ている、

 

且つ、日東駒専以上のレベルの大学を選出。

 

本来ならそこで精神崩壊する生徒は多いと思います。

 

ただ、1年以上栄進研にいたわけですから、

 

なんとか前を向いて受験に挑めたことは

 

かなり大きな材料だったと今では思います。

 

ここまで来て僕の見立てでは、

 

日東駒専が普通に勝負できるレベルで、

 

GMARCHだと大勝負に出るくらいの感覚でした。

 

GMARCHだと対策がズレるので、

 

そこには出願せず、

 

東洋・専修・桜美林・文教に絞って出願。

 

前期で出せたのは東洋と専修のみでした。

 

桜美林は中期、文教は後期。

 

桜美林と文教は万が一のための滑り止めです。

 

本命は東洋と専修。

 

試験一発目は東洋大学。次に専修。

 

東洋の偏差値は52.5~60.0

専修の偏差値は55.0~57.5

※パスナビ調べ

 

いずれにしてもなかなかの難関大学です。

 

そして東洋の合格発表。

 

惜しくも補欠合格。

 

その発表を見た時、相当落ち込んだことでしょう。

 

今までかなり努力はしてきましたから、

 

それでも補欠合格なのかという気持ちと

 

もっと早くやっていればという後悔と、

 

それが入り混じった感情だったと思います。

 

その時にどんな言葉をかけたかは、

 

その生徒との秘密にします。

 

そこでまた前を向いて次の対策にすぐに入れたことが

 

今回の合格の要因の一つだとも言えます。

 

そして専修の発表。

 

発表の時は桜美林の受験日と重ねっていて

 

すぐには見ることができませんでした。

 

入試が終わって、家に帰り、

 

ネットで合否の確認をするわけですが、

 

東洋の補欠合格があるため、

 

なかなか自分で見ることができません。

 

僕たちは待つことしかできません。

 

どうやら姉に見てもらったらしいです。

 

そしたらなんと合格!

 

人生で一番自然にガッツポーズが出た瞬間らしいです。

 

こうやってクラスで下から2位だった子が

 

専修大学に合格していきました。

 

今度生徒に向けてその生徒からお話していただきます。

 

その時は生徒全員に来てもらいます。

 

保護者の方には公表はしません。

 

保護者の前だと恥ずかしいらしいです。

 

ちなみに、この生徒には栄進研で働いていただきます。

 

授業はアルバイトなのでしません。

 

○付けはしてくれます。

 

そういう栄進研にいてどんな気持ちで受験に向かったのか、

 

入試とはいったいどんな怖さがあるのかを

 

一番身近に感じて、

 

しかも結構な逆転合格をやり遂げた経験をもっとたくさんの中学生に知ってもらいたい。

 

そういう話を普段から生徒にしていただきます。

 

ちなみにアルバイトは栄進研で指導した生徒しか採用しません。

 

しかも丸付けだけです。

 

分からない部分は変わらず社員が指導します。

 

昨日、お母さんとご挨拶に来て色々と話してくれましたが、

 

やはり泣けますね。

 

本当にうれしかった。

 

これから8日に高校の合格発表があります。

 

結果がどうであっても

 

そこから得るものはあります。

 

どうか前を向いて今後も突き進んでもらいたいと思います。

 

 

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