いろいろな高校の話を聞いていると、
やはり感じるのはこの部分です。
最もベースにあるべきことは「マインド」です。
このマインドについてはいろいろとありますが、
・国公立大学を目指して当然というマインド
・高1から勉強すべきであるというマインド
・優先順位は勉強が第一であるべきというマインド
・自分は合格できると信じるマインド
・周りに影響されず努力し続けるマインド
挙げればきりがないですけど、
一番大事なのは1番上の、
「国公立大学を目指して当然というマインド」ですかね。
それが各高校にあったりなかったりしています。
そして、そのマインドの有無が合格実績に直結しています。
入学するときの偏差値が高くても、
進学実績がいまいちな高校は、
そこが足りていません。
2年生に上がるときの選択科目に表れていたりしますし、
部活に力を入れています!と宣言する所は特に多いです。
入学するときの偏差値が59なのに、
進学実績で国公立に進学する生徒が10人そこそこしかいないとかね。
これ、正直大失敗の部類です。
入学するときの偏差値が56なのに、
進学実績で国公立に進学する生徒が3人しかいないとかね。
これも大失敗ですね。
かたや、
入学するときの偏差値が59なのに、
進学実績で国公立に進学する生徒が42人いるところもあるわけです。
同じ首都圏の高校です。
これだけの差が出るわけです。
何が違うかというと、
マインドなんですよね。
最初から指定校推薦ありき、
私立進学ありきで行くと、
当然国公立なんて合格できません。
特に高1、高2のうちは国公立を第一志望にして向かわないと、
正直キビしい戦いになります。
なぜなら、入試科目の数が違うからです。
基本的に国公立は全科目での受験ですが、
私立は2科目でも受験できたりします。
確かに難関私立に行こうと考えるのは悪いことではありませんが、
それでも高1や高2の時は国公立を狙ってすべて勉強していかないと。
そういう少しでも楽しようと考えることが失敗の入り口なんですし。
どうしてもそこの大学じゃないといけない理由があって、
その私立高校を志望校にすることは悪いことではありません。
そもそも、早稲田とか慶応とか、
GMARCHレベルの大学とか、
そういう大学に進学していく生徒は、
苦手科目があるから科目を絞りました!なんてほとんど言わないですもの。
そう言っている時点でGMARCHも合格しませんし、
日東駒専も危ないです。
まずは国公立に照準を合わせて、
とにかく努力してください。
とことん自分を追い込んでください。
そのうえで3年生になった時に「志望校の追加」する感覚で、
私立大学を追加するんです。
最初から狙うのは悪くはないですが、
それで使わない科目を捨てるのはいただけませんね。
だからそういう国公立を狙って当然というマインドが、
高校全体に広がっている高校は強いですね。
進学実績を見て、偏差値55くらいなら
最低でも20人は国公立に進学してないと。
そのくらいないと国公立を志望校にするというマインドは持っていません。
高校をこれから選ぶ人たちはそこを見て決めるのも良いと思います。
栄進研は基本的に国公立を第一志望においてもらっています。
だから夏の合宿で高1から共通テストの解説するんですから。
高1からやらないとだめですよ。
高1だからまだ共通テストはやらなくてもwww
って言っている時点でもう詰んでますね。
大学受験するレベルにない。
ちなみに!!!
夏休みに学校見学とか行っている時点で遅いので、
そんなのしてないで勉強してください。
見学したって、大したやる気は出ませんから。
勉強のやる気は勉強をやることでしか出ません!!
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