下剋上の条件

世の中の仕組みというのは残酷なもので、

 

自分の両親のスペックで大体子供の将来が決まってしまうものなんです。

 

自分の家庭の生活水準が、

 

大人になった時の基準になることがほとんどです。

 

「遺伝」というものが存在する時点で、

 

身長や体重、ある程度の学力、性格、運動神経などなどは

 

親や祖父母から受け継ぐと言われていますからね。

 

実は数学や国語などの科目の力も遺伝が関係すると言われています。

 

さらに国語などはその後の育て方などで左右されるとも言われています。

 

特に母親の学力が関係するそうです。

 

幼い時にたくさん関わるのが母親だからだそうですね。

 

だから読み聞かせをやるといいですよと言われているわけです。

 

正直、読み聞かせをしなくても、

 

母親が子供が小さい時に

 

たくさん「正しい日本語」で話しかけてあげればいいとは思います。

 

で、本題はこれからです。

 

 

 

その両親を超えたければ、

 

両親が歩んできた道よりも険しい道を選択していくしかないんです。

 

ただ、スポーツに関しては身長なども関わってくるので、

 

逆転しようと思ってもなかなか厳しいわけです。

 

両親を超えることはできるかもしれませんが、

 

一般的に同世代との勝負に勝てるかどうかは別です。

 

そう考えると人生の大逆転というのは勉強するしかない。

 

勉強して学歴を身に付けることで逆転する可能性を上げる事が出来ます。

 

ただ、勉強だけしていれば逆転できるかというとそういうわけではありません。

 

例えば、めちゃくちゃ勉強して東大に入るとします。

 

でもそれが人生の下剋上の「結果」ではなくて、

 

下剋上する「条件」の一つを手に入れただけです。

 

人生の大逆転が起きるのはそのあとです。

 

あくまでも「東大に入ること」というのは

 

両親を超えて自分でのし上がっていく準備をしたに過ぎない。

 

東大に入ってみると感じることや初めて知ることがたくさんあります。

 

周りの人たちのマインドや、

 

今までどうやってきたのかを知ることもできます。

 

もちろん東大に行くと、医者や弁護士や官僚になる人たちと友達になるので、

 

そういう舞台での人間関係ができます。

 

そういう今までの生き方や、大学での過ごし方などを見て、

 

自分が何を感じて何をするかです。

 

その大学で成すことが、

 

今まで努力して作り上げた勉強という土台を更に昇華させてくれるわけです。

 

そして大学を卒業していざ社会に参戦するときに、

 

それらが大きな差になっているということです。

 

人間みな平等ではありません。

 

生まれながらに裕福な家に生まれたら、

 

その時点で平均的な家庭に生まれるよりも有利なんです。

 

それが事実なんですよ。

 

そこから逆転しようと本気で考えて行動できる人が、

 

若いうちから勉強も頑張るのでしょう。

 

社会の仕組みを「知っているから」。

 

逆転する唯一の方法が勉強であることを「知っているから」。

 

 

 

人生の大逆転をするのであれば、

 

勉強してトップの大学に入るということが下剋上の第一条件です。

 

一人の人間としての武器を身に付けること、

 

それが学歴です。

 

で、その学歴というのは

 

その人が今までどれだけ努力をしてきたかという証になります。

 

何も信用のない人が他人から信用を勝ち取るものでもあります。

 

だから就職面接の時に学歴を書くんですから。

 

努力できない人間を企業は欲しがりません。

 

そんなことわかりきっている話ですけどね。

 

 

 

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