昔と今の違い

「受験」というものは

 

僕の時代と今の時代では

 

もうすでに大きな違いがあります。

 

だからこそ受験に対して僕らは勉強し続けないといけないわけですが、

 

それは学習塾というところで働いているからこそ

 

やろうと思うことでもあれば、

 

知っているということでもあります。

 

ということは

 

一般的に学習塾以外で働いている保護者の方々は

 

昔の感覚で受験というものをとらえていることになります。

 

それが大きな落とし穴になるわけです。

 

僕は今年で42歳です。

 

大体保護者の皆さんは年齢が近いはずです。

 

となると、受験というものも大体僕と同じ時代を生きてきているはずです。

 

昔は「化学基礎」や「物理基礎」などの「基礎科目」はありませんでしたし、

 

数学に関しても昔やっていたことは中学生に降りていたりします。

 

英語が分かりやすいですかね。

 

「仮定法」は今や中学生でやります。

 

理科に基礎科目が増えたことで、

 

その選択の方法も決まっています。

 

何でも好きなものを選べばいいってものではないんです。

 

英語は全てが長文です。

 

リスニングも100点もあります。

 

発音アクセント問題なんて存在しません。

 

民間のテストの結果を一部取り入れている大学もあります。

 

指定校推薦でも不合格になる生徒が昔よりは増えています。

 

昔は指定校もらったらもう合格と思って良かったでしょうが、

 

最近では指定校で不合格になる生徒もちらほらいます。

 

実際に見たこともありますし。

 

特に変わるのが各種推薦です。

 

昔とは全く違います。

 

え?推薦ですよね?

 

っていうくらいに試験があります。

 

だから昔の感覚で子供の進路を考えると

 

かな~り痛い目を見ることになります。

 

しかも子供がです。

 

高校受験で中3の一年間頑張れば

 

そこそこの高校に行けるようになるとは思いますが、

 

大学受験はそうはいきません。

 

とにかく最初は門を狭くしないことです。

 

あくまでも狙うのは国立大学。

 

どうせ無理だからとでも言いますか?

 

もうそれを言っている時点で失敗街道まっしぐらです。

 

最初から私立に絞って良いことなど1つもありません。

 

楽な方に進むだけです。

 

厳しい環境に身を置いてあげてください。

 

手っ取り早く合格できる方法なんてないんですから。

 

まずはすぐに志望校を決めることです。

 

それが決まらないうちは何をやっても身が入りません。

 

今の時間があるうちしかそんな時間とれないんです。

 

今すぐやらないといけないことです。

 

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