高校受験と大学受験

全く別物です。

 

高校受験の感覚で大学受験に挑むと必ず失敗します。

 

必ずです。

 

なぜか知りませんが、

 

多くの高校生は大学に行けると思っている。

 

根拠も何もないのに。

 

指定校ならとれるとか、

 

推薦ならいけるとか、

 

総合選抜ならいけるとか。

 

なに一つとっても、

 

20年前とは別世界が広がっているにもかかわらず、

 

なぜかいけると思っている生徒が多い。

 

現実はもっと先にあるのに、

 

知識は20年前の知識で挑もうとしている。

 

栄進研の生徒たちは中学の時から大学の話をたくさんするので、

 

そんな簡単に行ける場所ではないことを知っていると思いますが、

 

一般的な高校生、特に入学したての高校生に大学入試について聞いても

 

まともに答えられる生徒はほとんどいない。

 

もうその時点で遅れているにもかかわらず、

 

周りもみんなそうなので焦りすらないわけです。

 

感覚が高校受験なんです。

 

高校受験のようになんとなく志望校を決めて、

 

受験生になったときに行ける所へ行くっていうのが

 

大学では通用しないんです。

 

しかも高校は多くの生徒が合格するのが当たり前ですが、

 

大学は多くの生徒が不合格になるのが当たり前です。

 

10校受けて1校しか合格しないなんてことは普通に起きます。

 

もっとはっきり言うと、

 

明治大学は落ちたのに、早稲田には合格するなんてことも起きます。

 

逆に早稲田に合格する偏差値を持っていても、

 

合格できたのが日東駒専ということもあります。

 

そんなに簡単じゃないんです。

 

まず高校1年生の時に考えるべきは

 

国立大学の受験です。

 

国立志望でベースを考えないと。

 

そこから私立に変えることはいくらでもできます。

 

いくらでもというとちょっと違いますが、

 

割とできます。

 

私立から国立に変えることはまず不可能です。

 

科目数が違うんですから。

 

だからまずは国立で考える。

 

そこから私立も考える。

 

行けるところではなく、行きたいところで決めること。

 

関東に住んでいるのであれば、

 

オープンキャンパスを待ってないでさっさと見学に行ってきてください。

 

大学はいつでも入れますから、学食でも見てくればいいと思います。

 

地方にいるとこれができないんですよね。

 

恵まれてますね。

 

で、まずは当然学校の定期テストを取りに行くこと。

 

その先に指定校推薦があるのは確実です。

 

学校の定期テストをしっかりととっていくと、

 

一般受験も対応可能です。

 

もちろんそれだけでは無理ですけどね。

 

定期テストも取れない状態で一般受験は正直きつい。

 

だからまずは国立ベースで志望校を考えること。

 

定期テストで確実に点数を取ること。

 

この二つは鉄板でやっておかなければいけませんね。

 

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