子供は親を見て育ちます。
話を聞かない親を見て育てば、話を聞かなくてもいいんだと思い、
ルールを守らない親を見て育てば、ルールを守らなくてもいいんだと思う。
例えば、道端にポイ捨てする親を見て育てば、
そこらへんにごみを捨てることが悪い事だと思わない子になる。
歩きたばこをしている親を見て育てば、
歩きたばこをしていいものだと思う子になる。
それは分かりやすく想像できますよね。
優先順位もそうです。
勉強以外の優先順位を高くしているのは
子供ではなく親です。
しかもそれを知らず知らずのうちにやっています。
それなのに勉強をしろと言うわけですから、
やるわけがない。
家でのルールを何か決めて、それを破ったとしてもなんとなく流してしまうと、
ルールは守らなくて良いものだと思うわけです。
分かりやすいのがスマホですね。
例えば22時以降は使ってはいけない、
ルールを破ったら解約すると決めたとします。
そのうえで22時5分まで使っていたとします。
明らかなルール違反ですが、
まぁ5分くらいだし大目に見るかとその5分を許してしまうと、
もうそのルールはないのと同じです。
それどころか、ルールを破ってもお構いなしという感覚になるので、
ルールを作る前よりもひどくなってしまいます。
ついこの前、スマホを好きに使えないという理由で母親を殺害した中学生いましたよね。
まぁそうなるんですよ。
ルールが分かってないから。
少しくらいと思ってルールを破っていると、
当然大きなルールも破り始めます。
栄進研にもたまに退塾のルールを破ろうとする人がいますが、
断固お断りします。
なぜ自分の家だけルールを捻じ曲げていけると思えるのか全く理解できません。
開校前に開けろと言うのも同じです。
なぜ自分の子だけ開けてもらえると思えるのでしょう?
で、一人許したら全員許さないといけなくなることがなぜわからないのでしょう?
そしたらそんな開校時間なんてものは不要です。
退塾のルールというのも不要になります。
世の中にはルールが存在します。
どんなことにもルールがあります。
スポーツにもルールがあります。
そのルールを守って行うからこそそのスポーツが面白いと思えるわけです。
野球でいきなり3塁に走ってたらつまらないし、
サッカーでどこでもいいからゴールに入ればいいとなるとわけわからないし、
柔道や剣道で開始の合図の前に投げ飛ばしたり、面を決めても面白くもなんともないんです。
ただ気分悪いものを見せられることになります。
相手の話をちゃんと聞き、
それを理解しようとして、
決められたルールの上で物事を進めるんです。
確かに融通を利かせる時はありますが、
それもその時のTPOに応じてです。
ただ、塾の場合は全生徒平等に扱うというのが基本なので、
ルールを曲げると言うことはあり得ないと思います。
曲げるくらいのルールならルールを変更します。
自分の子供にちゃんとさせたいなら
まずは親である自分自身が話を聞き、
ルールを守るべきです。
まぁそんなことは言わずもがなでしょうけども。
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