気持ちはわかります。
名前が売れている塾にとりあえず行きたくなりますよね。
もともと大手の個別指導塾に自分自身もいましたから、
どれくらい問い合わせが来るのかも把握しています。
通い始めた後にどうなるかも知っています。
多くの人たちはそういう部分を知らないでしょうから、
今日はちょっとだけその話をします。
僕は大手個別指導塾の事業部長でしたから、
立場的には関東で言うと、埼玉・千葉・東京・神奈川くらいの範囲の統括責任者です。
実際は東海でやっていたので、愛知・岐阜・三重の統括責任者でした。
教室も持っていたのでもちろん教室運営もしていました。
というか、教室運営を全くしないで責任者に上がることはもちろんありません。
引き抜きなら多少あるかもしれませんが、
それももともといたところで相当上のポジションにいた経験がある人だけです。
その立場で何をしていたかというと、
統括する60教室くらいのを視察し、そこの教室長を指導する立場です。
栄進研にいる東浦先生も林先生もその時に指導されていた教室長の一人です。
どんな指導をするのかというと、
これは言いにくいことですがはっきり言いますね。
契約の取り方です。
新規で来る生徒をいかに入塾させるか、
夏期講習や冬期講習をいかにたくさん取らせるか、
そういうことを指導するわけです。
栄進研の面談はすべて塾長が行いますから、
ほかの先生は指導に全振りできるようにしてあります。
大手の場合は、成績の上げ方や、生徒の対応などはほとんどやりません。
これはそこの個別指導塾がそうなんでしょ?と思う方もいるかもしれませんが、
全部そうです。
事業部長クラスになると、他塾の社長さんたちとも話す機会はありますし、
他塾の全体会議にゲストとして呼ばれることもあります。
他塾を買い取るときに同行したりもしますしね。
一緒に富士山を登山したこともあります。
その登山している道中にいろいろな話をするわけです。
そこで出る話は売り上げをどのように立てるかという話です。
生徒の指導の話は一切出ません。
生徒指導の話をするのは真面目な教室長だけです。
あと新人教室長。
ほかはまずしません。
されたこともありません。
電話してきて聞こえるのは愚痴ばかりですから。
向上心のある教室長が自分で教材を研究したり、
受験について勉強したりしているだけです。
で、そういう教室長はすぐに昇進します。
ということは、
長く教室長でいる時点で、
優秀な教室長では、
ない可能性が非常に高い。
これは人事も担う立場だったから知っていることです。
生徒数が増えない教室の教室長は転勤もあまりありません。
逆によく転勤する教室長は、
数字がとても良いか、数字がとても悪いかのどちらかです。
で、栄進研はそういう大手塾の教室長が二人、
僕自身は統括責任者だったので、
合計すると大手塾の教室長レベル以上が一つの教室に3人いることになるわけです。
個人塾にはそういう経営者がたくさんいます。
確かに当たりはずれが大きいのも個人塾ではあります。
個人的には大手ではできない自分の信念を貫くために自分で塾を開講しています。
本当に成績を上げるというか、
将来優秀な人間を育成するためにやっています。
だから栄進研はやることが多くて大変なんです。
ちゃんとやらないとついていけない塾だと言われるわけです。
ただそれは願ったり叶ったりです。
親にお金を出してもらってちゃんとやらないような生徒には来てほしくもありませんから。
今後も今のスタイルで行きます。
高校はさておき、どこの大学に進学するのか、
大学受験に対してどれだけ努力できるのかというのは、
その後の人生において大きな影響がありますから。
こちらも本気で向き合わないと。
その本気から逃げるような生徒には使ってほしくないんですよ。
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過去の合格実績
【大学受験】
・京都大学・名古屋工業大学・金沢大学・立命館大学・青山学院大学
・関西大学・専修大学・東洋大学・桜美林大学・文教大学
【高校受験】
・春日部高校・越谷北高校・越ケ谷高校・越谷南高校・春日部東高校
・春日部女子高校・草加高校・専大松戸高校・春日部共栄高校・大宮開成高校
・駒澤高校・昌平高校・叡明高校・花咲徳栄高校