生徒たちといろいろと話していると
あ～、それじゃ成績上がらないよねっていう言葉を聞くことがあります。
今日はそれをまとめていきます。
１，いや、でも、だって
２，話を盛るやつ
３，今までそうやってきたから
いや、でも、だって
話すときに、この言葉から話し始めている時点で
あ～あ、やっちゃってんな～って思います。
「いや」「でも」「だって」というのは否定から入っているんですよ。
その前までしていた会話の否定から入るわけですから、
そのあとにくる会話のほとんどが「言い訳」です。
常々言っているように、
言い訳する時点で成績なんて絶対に上がりません。
これは断言できます。
絶対にです。
言い訳をすると言うことは、
その人の根底には「自分は悪くない」があるんです。
勉強の成績なので、自分以外誰も悪くないのですが、
言い訳をする時点でその自分以外の何かのせいにしている証拠なんです。
成績を上げられないことを何かのせいにしているようでは
一生成績は上がりません。
言い訳が出そうになった時にはもう何もしゃべらない方がマシです。
まずは「いや」「でも」「だって」をなくしましょう。
言葉に出すとそれが実現しますからね。
不思議なことに。
言い訳が多い奴は嘘っぽいですから。
不思議なことに。
話を盛るやつ
人に良く見られたいという気持ちはわかります。
そのために事実を少しオーバーにする人っていますよね。
ノリノリで話しているけど、
それ絶対嘘やん。。。みたいな。
これもまた伸びません。
実際の自分を受け入れられていないからです。
５教科で何点くらい？と聞いた時に、
もし３５６点であれば、「３５０点くらい」と答えればよいわけです。
それが逆に「３６０点くらい」と答えてしまうと伸びません。
何がいけないかというと、
自分を受け入れていないだけではなく、
基準が低い証拠なんです。
自分に甘いんですよ。
これも常々話していることですが、
基準がすべてを決めます。
成績を上げるというのは
問題１問に対して、どこまで精度を上げるか、
どこまで磨くかという話なので
その精度の基準が低いことになります。
しかも見る人が見ればすぐにわかるので
まるでピエロです。
本当にやめた方がいいですよ。
話をオーバーに盛るのは。
栄進研の場合は話を盛った時に
勉強の話については当然見抜かれますけど、
運動の話も見抜きますからね。
僕はもともと運動の方が得意なので。
で、やっぱり話を盛るタイプの子は伸びませんね。
話を盛ると言えばまだ聞こえはいいかもしれませんが、
はっきり言ってただの嘘ですからね。
偽っていては伸びるものも伸びない。
まずは現実を受け入れて、
そこから立ち上がるしかないんですよ。
今までそうやってきたから
このセリフを聞いた時に反射的に返す言葉があります。
「その今までのやり方が今の点数なんだろうが」
今までのやり方が正しいのであれば、
すでに良い点数を取っているんです。
今までのやり方のどこかが良くないから
その点数で止まっているんです。
そしたら今までのやり方を根本から変えないと。
自己流は大変ご立派ですが、
こちらはプロです。
なぜプロの言うことを無視して自己流を貫くのでしょうか？
皆さんは風邪をひいて病院に行ったとき、
医者の話を無視するんでしょうかね？
医者が出す「薬」は塾が出す宿題のようなものですし、
「〇〇をしてください/〇〇をしないでください」っていう指示は
医者から見て風邪を治す最短距離ですから、
当然守った方が早く治るでしょうに。
塾からみて、
「〇〇しなさい/〇〇はやめなさい」というのは
成績を上げるために分析した結果を伝えているのわけですから
なぜ自己流でシカト決め込んでるんですか。
塾に行って
「今までそうやってきたんで」
「自分のやり方があるんで」
「親がこうやれと言ったから」
これらを言うくらいなら塾に行かないで自分でやればいいと思います。
その月謝、無駄金ですよ。
まとめ
最後にすべてを言い換えると、
「言い訳するな」
「基準を上げろ」
「自分を変えろ」
こういうことです。
言い訳が多い時点で成績は上がりません。
基準が低い時点で一生成績はそのままです。
自分を変えなければ点数も変わりません。
それをお忘れなきよう。
勉強しても点数が上がらない原因はこういうところにあるんです。
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