就職から逆算

今は確かに中学生や高校生ですが、

 

そのうち必ず就職する時は来ます。

 

その時から逆算して今何をやるべきかを考えておかないと、

 

希望の職には就けません。

 

希望の職がまだないという人がたくさんいると思いますが、

 

そこを少し想像しやすくしていこうと思います。

 

まずはこのランキングを見てください。

 

就職,内定

内定の倍率

 

これは就職活動をして内定をもえる倍率のランキングです。

 

50位の東洋大学で110倍もあるわけです。

 

4人内定をもらっていますから、

 

受けた人は440人受けたということです。

 

440人全員の面接をすると思いますか?

 

当然しないわけです。

 

すると最初は書類の送付から始まります。

 

どんな人なのかを書類だけで判断するわけです。

 

ということは何を見るかというと、

 

 

 

資格と学歴です。

 

 

 

どんな資格を持っているのか、

 

どこの大学を出ているのか、

 

まずはそこしか見ません。

 

そしてその中から、気になるリストを作成して、

 

やっと動機を読んだりとか、

 

エントリーシートに書かれている内容を読み始めます。

 

だから、聞いたこともない大学を出ている人の書類は、

 

サクッとはじかれます。

 

 

 

まだ440人分だから目を通せるかもしれませんが、

 

これが11位の「ミルボン」で考えると、

 

31人内定を出していて、その倍率は246.9倍なので、

 

実に7654人もの応募があったことになるわけです。

 

7654枚も履歴書を隅から隅まで見ると思いますか?

 

見ないんですよ。

 

だから学歴が大事というのは終わりが来ないんです。

 

 

 

ここで一つ考えてもてもらいたいのが、

 

なぜこんなに倍率が高いのかです。

 

日本には「会社」と呼ばれるものが約270万社あるそうです。

 

これは「会社」に限った話です。

 

いわゆる「法人」です。

 

しかし日本には「法人」以外の会社もたくさんあります。

 

それも含めると400万はあるそうです。

 

400万もあってなぜここにだけ集中するのか。

 

 

 

明らかに「待遇」です。

 

 

 

こういう会社は「待遇」がいいんです。

 

待遇というのは、

 

休みの数だったり、給料だったり、福利厚生と呼ばれるものです。

 

簡単に言うと、働く環境が良いわけです。

 

一部に上場しているとか、

 

会社名が有名であるとか、

 

そもそも募集している人数が少ないからとか、

 

そういうのも倍率が跳ね上がる原因ではあります。

 

 

 

以上を考えてみて、

 

皆さんはどんな待遇の会社で働きたいですか?

 

週に休みが1日しかなく、

 

年間の休日が100日にも届かないくせに、

 

給料が年収ベースで300万行かない会社でもいいですか?

 

 

 

残っている会社はそういう会社ばかりです。

 

有給をとろうと思ってもなかなか取れない。

 

人手不足で一人当たりの負担がでかい。

 

休日出勤をお願いされることもある。

 

自分がやりたいこととかなり離れた命令も来る。

 

給料は月で20万ギリギリ。

 

 

 

こういう中で年金の支払いは上がり、

 

保険料の支払いも上がり、

 

税金も上がり、

 

差し引かれる額はどんどん上がるんです。

 

それだけではなく、

 

消費税も上がり、

 

商品の値段も上がり、

 

光熱費も上がり、、、

 

給料だけは上がりません。

 

 

 

さて、それでどうやって生きていきますか?

 

1人ならいいでしょうね。

 

それでも家賃で7万くらい持っていかれます。

 

残りたったの13万ですよ?

 

そこから携帯代払って、

 

友達と遊ぶお金も用意して、

 

食費やら日用品やらのお金も用意して。。。

 

じゃぁ結婚したら?

 

子供が生まれたら?

 

皆さんの両親はそういう中で皆さんを育てているわけです。

 

もちろん、年齢が上がれば経験が増えるので役職についている人もいるでしょうから、

 

20万ってことはないんですけど、

 

夫婦どちらも働いて何とかやりくりしているわけです。

 

 

 

 

上に挙げた会社もコロナで採用人数が減っているようです。

 

これからなんですよ。

 

本格的な不況が来るのは。

 

皆さんが大学を出るころにもっと就職が難しくなっているかもしれない。

 

というかほぼ確実に難しくなっています。

 

特にこういう上位の会社だけ。

 

待遇が悪いブラック企業は入れます。

 

いつも人がいないので。

 

残業月に100時間超えているところ、普通にありますからね。

 

働き方改革と言っていますけど、

 

改革されているのはこういう倍率が激高な会社だけです。

 

 

 

ちなみにですが、

 

どうやって大学に進学したかも最近聞かれます。

 

内部進学はそこで落とされたりします。

 

そもそも内部進学って評判良くないですもの。

 

また別の機会にまとめますが、

 

「○○大学付属○○高校」に進学して、

 

そのまま○○大学に進学するのって、

 

その高校の落ちこぼれ率めちゃくちゃ高いですからね。

 

優秀な人は付属高校に行っても、

 

外部の受験をしますし。

 

外部を受験してもダメだし、

 

そもそもやる気ないから内部進学する人実際多いので。

 

全員とは言いませんが、多いのは事実です。

 

だから企業側は嫌がります。

 

正直、過去に前の会社でも自分で面接官やりましたけど、

 

内部進学と聞いて優秀だなと思う人の割合は低いです。

 

もちろんいないわけではありません。

 

確率が「低い」んです。

 

 

受験をして、その荒波を突破してきた学生の方が厚みがありますね。

 

 

 

慶応とか、早稲田とか、そういう大学の付属なら別ですけどね。

 

 

 

身近で言うと、

 

獨協埼玉高校に進学して、

 

獨協大学に行く人はちょっとね。。。

 

偏差値下がってますし。。。

 

 

 

全てではないのでここまでにします。

 

 

 

将来待遇の良い場所で働きたいのであれば、

 

今頑張るしかないんです。

 

そのためにも学歴は必要です。

 

紙切れだけで見限られないためにも。

 

 

 

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