わかってないよね。社会の勉強

いまだに社会は暗記すればよいと思っている人間が多い。

 

それは生徒だけではなく、保護者も含めて。

 

というのは当然の話で、

 

社会がめっぽう強い人があまりいないからですね。

 

本当の社会の勉強方法を知っている人は

 

すでに100点取れているわけです。

 

しかも模試でね。

 

定期テストで社会100点取るのは特殊なテストではない限り割と簡単です。

 

で、定期テストなら暗記でも100点取れちゃいます。

 

だから暗記でいけると思ってしまうのでしょう。

 

しかしそれだと入試本番で取れませんし、

 

高校に行ってからも取れなくなります。

 

ではどんな勉強をすればいいのかを今回はまとめていきます。

 

1,暗記

2,逆

3,つなげる

 

暗記

やっぱり暗記かよ。と思うかもしれませんが、

 

社会にとっての暗記というのは

 

社会の勉強の道具をそろえているのと同じです。

 

野球やるならバットとグローブとボール、

 

サッカーやるならサッカーボール。

 

最低限これがないとできない道具ってありますよね?

 

それが社会の場合は暗記なんです。

 

暗記をしたら社会はOKではなくて、

 

暗記をしてからが社会の本番の始まりです。

 

例えば「冷戦」という言葉がありますが、

 

そもそも冷戦とは何か。

 

簡単に言うと

 

「東西に分かれた軍事拡張競争による、一触即発状態のこと」

 

これを冷戦と言います。

 

ではここの「東西」とは何か、

 

「軍事拡張競争」とは何か、

 

そもそもこれを「冷戦」ということ、

 

これらを覚えることが暗記です。

 

「軍事拡張競争」という言葉だけ覚えてもなにも使えませんし、

 

「東西」の概念がわかってないと無意味です。

 

暗記というのはその言葉の意味だけを知ることなので、

 

社会の勉強をする上での材料になります。

 

だから材料だけ集めても意味がないわけです。

 

逆に、材料がなければ何も作れないわけです。

 

だからまずは暗記。

 

これがないと社会の勉強は始まらないということです。

 

まずは社会の用語を覚えるために、

 

1問1答形式の問題集で勉強してください。

 

それで○○=××というところまで暗記します。

 

そしたら次にやるべきことがそれの「逆」です。

 

暗記するために問題文を読んで単語を答えていくんですが、

 

それで暗記ができたなら、その逆をやること。

 

単語から問題文を作ってください。

 

そうすると頭の中で単語と説明が合致します。

 

それだけではなく、その単語についての記述問題が出ても対応可能になります。

 

これが社会の第二段階目の勉強です。

 

つなげる

単語を暗記して、

 

その逆をやって単語の意味を理解して、

 

その次にやることが、

 

出来事をつなげることです。

 

先ほどの「冷戦」がなぜ起こったのかを知ること。

 

そもそも冷戦というのは「ヤルタ会談」あたりからスタートしたと言われています。

 

それはまぁわかりやすいからでしょうね。

 

ヤルタ会談で話されたことは冷戦とあまり関係ありませんから。

 

ちなみにこのヤルタ会談で、

 

今話題の国際連合の安全保障理事会の常任理事国の拒否権が認められたわけです。

 

主に話し合った内容はドイツの戦後の処理についてですね。

 

1945年の2月なので、日本はまだ戦争中ですから、

 

明確に冷戦のスタートはこの会談からだとは言い切れない部分はあります。

 

ここで出てくる「ドイツの戦後処理」ですよね。

 

これが冷戦と深く結びついています。

 

東西ドイツに分かれたわけですから。

 

そうやって全部繋げていくんです。

 

なぜヤルタ会談から冷戦スタートなのか?

 

ドイツの戦後処理がどのように結びついているのか?

 

なぜアメリカ、イギリス、ソ連の3か国の出席だったのか?

 

これらを調べて「ヤルタ会談」というものがこの時期にこの場所で開かれた理由を追うわけです。

 

これが本当の社会の勉強の部分です。

 

めんどくさいでしょ?

 

皆さんがやっている社会の勉強はあくまでも暗記。

 

暗記では取れませんよ。

 

本当の社会の勉強はすべて理屈。

 

○○があったから××が開かれて、そこで△△が決められたから□□が起こった。

 

で、次にこの○○の部分を逆に追いかけていくわけです。

 

できるかな?

 

これができれば高校入試で100点取れますよ。

 

まとめ

社会の勉強は暗記できて初めてスタートラインです。

 

そこから暗記したものを逆に追いかけること。

 

それでやっと完成していきます。

 

本格的に社会の勉強ができるのは

 

その科目が終わった時です。

 

地理が終われば地理をつなげることができますし、

 

歴史が終われば歴史をつなげていくことができる。

 

その歴史の延長線上に公民があるという感じです。

 

歴史知らないと公民できませんからね。

 

めんどくさいと思うかもしれませんが、

 

こんなに勉強する順序がはっきりしている科目も珍しいので

 

実はやりやすい科目です。

 

そして英語で100点取るのも、

 

社会で100点取るのも同じ100点です。

 

どちらが取りやすいでしょうね。

 

個人的には社会だと思います。

 

僕は社会で100点取ったことはありますが、

 

得意な国語や英語では100点取ったことないですから。

 

1問1答で単語を暗記して、

 

その逆をやって記述もできるようにして、

 

そのうえでそれぞれをつなげていく。

 

そうすれば社会は100点取れます。

 

さ、やるかどうかはあなた次第。

 

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