暗記科目と言われる理由

「暗記科目」と聞いたら何を思い浮かべますか?

 

まず真っ先に来るのが「社会」でしょう。

 

次に「理科」ですね。

 

そう言いたい気持ちはよくわかります。

 

暗記すれば何とかなると思いますよね。

 

その根底から考え方を変えていただきたい。

 

まず、「暗記科目」というくくりで言えば、

 

全ての教科が暗記科目になります。

 

それはなぜか。

 

なんでも覚えないと始まらないからです。

 

国語は漢字や文法を覚えなければ話になりませんし、

 

数学は解法を覚えなければ話になりませんし、

 

英語は単語や文法を覚えなければ話になりません。

 

逆に聞いてみたいのですが、

 

 

 

暗記なくして勝負できる科目はあるのでしょうか?

 

 

 

全ての科目で何かしら暗記をしていることになります。

 

だから暗記科目と言われればすべての科目が暗記科目です。

 

まずそこの認識を改めなければいけません。

 

 

 

 

そして次、

 

皆さんが思う暗記科目の定義というのは

 

「暗記すれば点数が取れる」

 

ということだと思います。

 

これが大きな間違いです。

 

社会も理科も暗記した程度では点数は取れません。

 

定期テストは取れます。

 

なんなら定期テストは暗記さえすれば全科目で8割は取れます。

 

草加中学校で言えば特に当てはまります。

 

これは本当です。

 

現在中2の社会の問題は平均点30点くらいですが、

 

それでもすべてを暗記すれば8割は取れます。

 

でも8割どまりです。

 

100点は取れません。

 

ただ、皆さんが目指しているものは「入試」ですよね?

 

入試は学校のワークから出題されません。

 

ということは基本的な概念を知らなければ解けないということになります。

 

3月5日に中1、中2の北辰テストがありますが、

 

そこで知ってもらいたい。

 

定期テストとの点数の差を。

 

今回の北辰で点数を取って来いという話はしません。

 

知って来いと思っています。

 

本当のテストというものを。

 

定期テストなんて比ではない問題の出方というものを。

 

そして暗記では太刀打ちできない現実を。

 

 

 

前にも話したことではありますが、

 

大事なことなので何度でも言います。

 

 

 

「暗記が出来てからが本当の勉強の始まりである」

 

 

 

社会だろうが理科だろうが、

 

暗記というものはやって当たり前のものです。

 

暗記できたからと言ってそこで勉強が終了ではありません。

 

そこから勉強がスタートするのです。

 

要するに暗記とは「基礎」です。

 

基礎をないがしろにする者は必ず入試で失敗します。

 

栄進研にいる生徒は知らず知らずのうちに基礎を固められています。

 

とにかく基礎です。

 

全てに基礎が入っています。

 

全て考えられているわけです。

 

基礎をやるからこそ、応用の勉強の意味が分かるし、

 

基礎をやるからこそ、応用の発想ができるわけです。

 

それは社会だろうと、数学だろうと、英語だろうとすべて一緒です。

 

基礎についてはまた別の機会に話します。

 

暗記もその基礎の一つです。

 

 

 

 

社会において、暗記をするということは、

 

朝起きて着替えるようなものであり、

 

出かける時に靴を履くようなものであり、

 

ご飯を食べる時に箸を持つようなものである。

 

特別なことではなく、やって当たり前のものです。

 

社会や理科は、「暗記(すれば何とかなる)科目」ではなく、

 

「暗記(して当たり前の)科目」であると認識を改めてください。

 

それこそが社会で点数を取る最初の1段目となります。

 

全ては認識の改善から。

 

 

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