親の気持ち子知らず

って言いますけど、

 

そんなのあたりまえなんです。

 

だって親になったことないんですから。

 

自分でも思いますが、

 

自分で子供を育てるようになって初めて

 

親の気持ちがわかるんですよね。

 

親になってみると

 

子供のためにあれこれやりますが、

 

子供はそんな親の気持ちを全く分かってない。

 

何でこんなにたくさんいろいろと

 

自分のやりたいことも我慢してやっているのに

 

そのやった分の100分の1でも頑張ってくれないんだろうと。

 

朝は起きないし、

 

学校の手紙は出さないし、

 

部屋は汚いし、

 

勉強はしないし、

 

約束は破るし、

 

悪態はつくし。

 

こいつら一体なんだ?!と思うことはたくさんあります。

 

この子たちがいなければどれだけ楽なんだろうかと。

 

正直思う時はあります。

 

何度ももういいやと思うこともあります。

 

勉強しなさいと言ってもやらないでしょうし、

 

部屋を片付けろと言っても汚いでしょうし、

 

歯を磨け、手を洗え、風呂入れ、茶碗片付けろ、

 

早く寝ろ、早く起きろ、手伝いしろ。。。

 

何を言ってもどうせ期待通りの動きなんてしないんです。

 

それならいっそのこと何も言うことはやめてやろうかと。

 

でも言いますよね。

 

だって、そのままでは大人になったときに困るのは

 

この子たちなんですから。

 

きっと、この子たちが将来結婚して

 

自分の子供を産んだ時にわかるんだと思います。

 

それでいいのかなと最近は思っています。

 

というか、

 

それが親という存在なのかなと。

 

子供を育てる数とか期間に違いはあっても

 

どちらが優れているということはないんです。

 

長い間育ててきてもその家庭の別々の悩みがありますし、

 

たくさんの子供を育ててきても

 

まだ経験していない苦難もあるでしょうし。

 

一概に経験が能力という話ではないのが子育てです。

 

ただ一つだけはっきりと言えるのは

 

一人の子供に対して親は全力であることですかね。

 

全力でないのであれば叱らないですから。

 

どうでも良い人相手に怒らないじゃないですか。

 

我が子だから本気で叱るし、

 

我が子だから本気で悩むんですよね。

 

これが分かるということが一人親として子供を育ててきた経験ですかね。

 

塾の先生で自分に子供がいない人は

 

やっぱりここら辺が分からないと思います。

 

そして、塾の生徒は自分の子供に準ずるところがあります。

 

勉強ができないことに対しては塾生を叱りませんもの。

 

その姿勢とか、話聞かないとか、全力でやらないとか

 

そういうことには怒りますけどね。

 

確かに全員に合格してほしいと思っていますけど、

 

最も経験してほしいことは

 

この期間に努力をするという事ですね。

 

努力をしないで合格した場合は今後の人生において本当に良くない。

 

努力したけど不合格になってしまった方がよっぽどマシ。

 

だから僕ははっきりとダメなものはダメだと生徒に言います。

 

これからももちろん言っていきます。

 

ほかの学習塾よりも相当言われると思います。

 

しかもずけずけと言うので、メンタル弱いと大変ですね。

 

そもそもそんなメンタルで社会に出たら一瞬でやられますから、

 

その予行練習にもなりますけどね。

 

こっちも本気なんで。

 

本気で全員合格させようと思ってますから。

 

似てるんですよ。

 

子育てと塾って。

 

学習塾って勉強を教える場所でもあるんですけど、

 

意識を変える場所なんですよね。

 

意識が変われば行動が変わり、

 

行動が変われば生活が変わり、

 

生活が変われば人生が変わりますから。

 

さて、今日も頑張りますか。

 

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