なんか部活で勝ち進んで
部活の引退が遅くなるという報告をしに来るとき、
申し訳なさそうに来ますけど、
胸を張ってきていいことだからね！
前々から言っている通りに
僕は部活反対ではないんです。
どちらかというと、
好きで入った部活ですら必死にできない奴が
勉強を必死にできるとは到底思えませんから。
ただね、
高校合格という目標があって、
そこからの距離が遥かかなたであるのにも関わらず
部活や習い事を優先する意味は全く持ってわかりません。
高校は合格して当たり前です。
確かにその通りなんです。
高校に行かない生徒の方が圧倒的に少ないわけですから。
当然のように中学生は高校に進学する。
だから高校なんていうものは通過点でしかないわけです。
だからその通過点を通ることくらい
誰でもできます。
誰でもできないといけない事なんです。
ではその誰でもできないといけないレベルのものからの距離が
遥かに離れている場合、
それでも部活を優先しますか？という事なんです。
平均点の半分もいってない点数を取っている場合、
今後の生活大丈夫ですか？
5教科で100点くらいの子の場合、
九九間違えますけど、それでいいんですか？
大人になって〇％割引の意味が分かってないですけど
それでも生きていけますかね？
簡単に騙されますけど、本当に良いんですか？
大人になってから生きていく力よりも
運動を取りますか？
勉強ができないからせめてスポーツでと考えている家庭もあるでしょうが、
それは子供に勉強ができないという事、
勉強ができない事の代わりにスポーツで良いという事を
植え付けてしまっているんです。
確かに、スポーツで開花して生涯食っていければいいと思います。
では、まず今やっているスポーツのプロはありますか？
プロがあるとしたら年収はいくらですか？
プロがないとしたら、今までのそのスポーツでの日本一の人たちは
今何をして生活をしていますか？
そしてその年収はいくらですか？
いずれ親が先に死にます。
そのあと一人で生きていかなければならないわけです。
結婚して子供ができれば
その収入で家族を養わなければいけないわけです。
果たしてそれができますか？
せめて、そのスポーツで日東駒専以上の大学に行けないのであれば
その先の就職は正直難しいわけです。
部活に力を入れるのであれば
そこまで考えてください。
どうやって生計を立てていくのか。
そこまで考えて初めて本気でしょうね。
少なくとも、我が子にはそこまで話しています。
塾の生徒にも話したことがあります。
大事な話ですからね。
まぁ部活頑張っている生徒は勉強も早いうちから頑張ってますけどね。
栄進研にいる子たちは特に。
部活あるのに塾に毎日いますから。
家で一人でやるより断然やりやすいもんね。
わからなければ教えてくれるわけだし。
頭が良いとかではなく、
賢いのよね。そういうところが。
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