これはとても大事な話です。
1日ちょっとずつさぼると地獄を見ます。
それを具体的に見えるようにします。
計算が出てくるので
嫌がらないで見なさい。
小学校1年生の2人の子がいます。
Aさんは毎日40分勉強したとします。
B君は毎日30分勉強したとします。
この時間でも毎日やることに意味はあります。
そして二人は中学生になりました。
どちらが中学のテストで点数が良いと思いますか?
もちろん毎日40分やったAさんですよね。
そんなものは当然です。
では、
どうやったらB君はAさんに追いつくことができるでしょう?
こう考えたことはありますか?
追いつくためにはその差を埋めないといけません。
毎日10分の差です。
1年で3650分の差。
それが6年。
3650分×6年=21900分
21900分÷60分=365時間
6年間でできた差は365時間となります。
単純にこの計算でいくわけもありません。
なぜなら中学に行っても勉強は進むからです。
そして、
中学でやる勉強は小学生の基礎がないと理解できません。
そうなると今やる問題も理解するために
Aさんの1.5倍かかります。
中学生なので基本の勉強時間を1時間と考えて、
Aさんは1時間で理解できるところ、
B君は1.5倍の1時間半かかります。
それにプラス365時間やっていかないと追い付かないので
毎日1時間プラスです。
ということは毎日2時間半勉強することになります。
小学生の時の10分の差が
中学生では1時間半の差になります。
それに1年生の時に気づけばいいですが、
大体3年生まで気づきません。
そうなるとどうなるか。
AさんもB君も毎日1時間やったとします。
すると毎日1時間半の差がついていきます。
2年間で考えてみます。
1時間半なので90分。
90分×365日×2年=65700分
65700分÷60分=1095時間
1095時間÷365日=3時間。
毎日3時間やればAさんに追いつけますね。
中3で毎日3時間。
もちろん部活があってもです。
引退してから?
すると2年半になりますね。
65700分の差が82125分まで拡大しますね。
すると1368時間の差。
それを365日の半分の183日で割ると・・・。
7.5時間。
1日7.5時間やればAさんにB君は追いつけることになります。
わかりますか?
自分がやらないといけない時間。
それを週にたったの2回の塾で何とかしようとしているんです。
何とかなると思いますか?
なりませんよね。
これはうちの双子のお話です。
Aさんは三女。B君は長男です。
さてどうなることやら。
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