皆さんは子供が小学生から
高校を卒業するまでに
どれくらいのお金がかかっているのか
ちゃんと理解していますか？
結論から言います。
小学校から高校卒業までで
全て公立だとして
合計すると
約650万円
内訳
小学校6年間＝193万円
中学校3年間＝141万円
高校3年間＝310万円
これだけの金額が子供一人当たりにかかっています。
1人でです。
ということはうちは6人いるので、
3,900万円・・・。
ぎゃふん！
そういえば「ぎゃふんと言わせてやる」と言いますが、
「ぎゃふん」と言っている人を見たことはないですね。
それはさておき、
塾に通う割合が一番高い中学生に焦点を当てて話していきます。
中学3年間で141万円です。
もちろんこれは学校だけです。
これに塾も追加すると
年間の塾にかける費用の平均は
約80万円
年間ですから、1年生から通うと
240万円。
学校の費用と合わせると
141万円+240万円＝381万円
中学生1人にこれだけかかります。
それを皆さんの親は何とか捻出しているわけですね。
もしこれをアルバイトで稼ごうと思ったら、
時給1,000円のバイトをしたとしても
3,810時間働く必要があります。
159日、5か月
5か月分働けばこのお金を稼ぐことができます。
24時間休みなしで。
実際は1日４時間働いたとして
953日、32か月、2年7か月
2年7か月休まないで365日頑張れば
中学の学費を稼ぐことができます。
でだ、
大事なのはここからです。
お父さんやお母さんはこれだけお金がかかることを
嫌だとは思っていない。
1人あたりにこんなにかかるのに
それに対して嫌だと思ったことがないんです。
何が嫌だと思っているのかわかるかい？
死に金にされることが一番嫌なんだ。
要するに「無駄」にされること。
これが一番つらい。
そしてその価値を決めているのが
君たちなんだな。
その与えられた環境を
どうしたらより価値のあるものにできるかを
常に考えて行動してもらいたい。
その381万円が将来大人になった時に
めちゃくちゃ安い！と思ってもらえるか
めちゃくちゃ高い！と思われるか、
それは今の君たちの行動次第。
僕はこのお金の話を学生の時には知らなかった。
知らなかったばかりか
親が出すのが当然だと思っていた。
働けない年齢だから
当然と言えば当然なんだけど、
それを価値あるものにするか、
無価値なものにするかは君らができることなんだな。
これを知っても勉強しないのかい？
本当にそれでいいのかい？
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