やる気に満ち溢れている毎日ってのは
なかなかないもので、
それはもちろん勉強でも同じことが言えます。
保護者の皆さんも毎日仕事にやる気満々ではないでしょうし。
やる気がいまいち上がってこないときでも
何とか仕事に行って一定以上のレベルのパフォーマンスを出せるようにするはずです。
自分自身に仕事のやる気がない時がほとんどないのでよくわかりませんが、
学生の頃は勉強のやる気なんてほぼありませんでしたから
いまいちやる気が出ないというのはよくわかります。
それでもやらなければいけない。
そこでそういう時のためにやっておかなければいけないことを書いておきます。
作業をする
まずやる気を上げるために一番大事なことは
行動を起こすことにあります。
前にも話したことはありますが、
掃除をやろうと思ってもなかなか気が進まない。
ただ実際に掃除をし始めると、
全てをきれいにしないと気が済まなくなる時ってありますよね？
それなんです。
実際に行動を起こさないとやる気は出ません。
勉強も同じで実際にやらないとやる気は出てきません。
しかし、そこで難しい問題をやってしまうと、
やる気は出ないんですよね。
そこが問題です。
だからあえて初めにやる勉強を作業に近いものにするんです。
例えば、栄進研でやっている暗記の勉強とか、
言ってしまえば英単語の練習でもいいし、
漢字練習でもいい。
何も考えないでできるものがいいんです。
正直、漢字練習や英単語練習をしても
100％中の20％くらいしか頭に入りません。
これはあくまでも集中力ややる気を高めるためにやるのであって、
目的は学力の向上にはありません。
そこは間違えないでください。
そういう作業をやっていると集中力が増します。
やる気が出てきます。
そこから本来の勉強に入っていくわけです。
運動をする
これも前に一度話したことがありますが、
筋トレをすることで分泌されるホルモンがあります。
そのホルモンはやる気ホルモンと呼ばれるものです。
男性ホルモンの一種のテストステロンです。
これを増やすとやる気が出ると言われています。
で、このホルモンを増やす方法は筋トレなんです。
朝に筋トレをするとやる気が出るということになります。
さらに実はテストステロンは
記憶力や集中力を向上させる効果もあります。
男性ホルモンですが、
女性にももちろんあります。
だからやる気を出すために運動は必須ということになるんです。
そのために栄進研には月一回運動の日があるということなんです。
体育館を借りるのにもお金がかかるので毎週はできませんが、
運動の日にはそういう役割もあるということです。
最低限やることを決める
最後に1日のうちに必ずやるものを決めるということです。
調子が良い時も悪い時もあるのが人間です。
調子が悪い時に勉強の量を少なくしてしまうと、
調子が悪いとすぐに量を少なくするという方向に走ります。
誰でも楽な方に逃げたいものですから。
だから毎日最低でもこれだけはやるというものを決めておくこと。
栄進研でも毎日これはやりなさいと言っているものがありますから、
それを必ずやる。
調子が悪かろうと良かろうと、
それだけは必ずやることです。
高校生には中3の時に話しましたよね？
高校に行ったら毎日これだけはやるようにと。
今の中学生にも毎日やるべきことを言っているはずです。
一回毎日やるべきこと一覧を作って渡そうと思います。
調子が悪い時は最低でもそれだけはやること。
だから勉強は時間で管理するものではないんです。
時間で管理すると、その場にいた時間を勉強時間としますが、
実際にほとんどできていないときもあります。
だから問題数や、やるべきことでくくることです。
そうすれば毎日のやるべき勉強を必ず確保できます。
まとめ
やる気っていうのは出ないときがあって当たり前です。
そのやる気が出ないときに何をどうするかです。
やる気が出ないときにやらないで終わるのか、
やる気が出ないときでも最低限毎日やるべきことをやりきるのか、
その行動で合格するかどうかが決まるわけです。
もちろん受験生以外にも当てはまることです。
というか、受験生になる前からこうしてほしい。
その積み重ねしか志望校合格はにはたどり着かないんですから。
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