よく聞くフレーズなんですけど、
「本人のやる気が出てから塾に行かせるか考えます。」
これ本気で思ってるんですかね?
そもそもやる気ってのは出ないんですよ。
出ないというと語弊がありますけど、
やる気っていうのはやらないと出ないんです。
勉強もやる気が出てからやるのではなく、
やるから結果としてやる気が出てくるということです。
なかなか難しい話なので、
混乱しないようにまとめていきます。
「やる気」というものは人間であればだれでも持っています。
例えば、点数が高い方と低い方のどちらが良いかと聞かれれば
99%の人が点数が高い方が良いと言います。
部活でも優勝するのと、1回戦負け、どちらがいいですか?と聞かれれば
優勝する方が良いと言います。
仕事もうまくいくのと、うまくいかないのはどちらがいいかと聞かれれば
うまくいく方がいいに決まってますよね。
女の子にモテたいと思ったら、
モテるように努力するでしょ。
結果が良い方が良い!と思う事こそやる気です。
だから物事に一切のやる気がない人っていうのはこの世に存在しないんです。
願望や欲望からやる気というのは常に出ているということになります。
では、なぜやる気がないという言葉があるのか。
それは行動に移すかどうかの話です。
しかも即行動するかどうかです。
実はちょっと変わったデータが出ていて、
やる気というのは遺伝するらしいんです。
しかも50%くらいの割合で。
実際に出ているデータなので、文句は受け付けません。
で、さらにそのデータでは、
家庭で子供にやる気を出す要因というのは0%らしいんです。
遺伝と外部の要因で子供のやる気というのは作られるらしいです。
だから家でやる気が出るのを待っていても
そんなものは一生やってこないという結論になります。
持って生まれたやる気と、外部の刺激でやる気が増幅されるということです。
で、最初に話した行動しないとやる気は出ないという話に戻ります。
やはり一番わかりやすいのが「掃除」ですね。
あれは大人でもめんどくさい。
出来ればやらずに生きていけると楽でしょうね。
でもやらないといけないのも皆さんご存じのとおりです。
やり始めるまでは腰が重いですが、
実際に掃除をし始めると、汚いところが目について
掃除の範囲を広げた経験って誰でもありますよね?
それなんです。やる気って。
掃除をしなきゃいけないというやる気は誰でも持っていて、
それでもなかなか掃除できない。
やっと重い腰を上げて掃除をし始めると
とことんきれいにしようと考え始める。
あんなにやりたくなかった掃除なのに
きれいにしないと気が済まなくなってくる。
それを維持しようと次の日も掃除をする。
それが習慣になり、掃除をすることが当たり前になっていく。
これって、勉強に似てませんか?
みんなやりたくないんですよ。
でも塾に来てやり始めると集中し始めたりする。
もちろん最初は集中力も短いのでやりたくない日もある。
でも塾に行けばみんなが勉強している。
それを続けようとするわけですよね。
そしたらそれが習慣になるんです。
だから実際にやらないとやる気なんて起きないんです。
遺伝で50%が決まると言いますが、
残り50%は家庭以外の所で強化できるんです。
それがいつも言っている、
親以外の大人が関わるべきだという話です。
これがやる気の出し方です。
やる気を出したければやらせるしかないんです。
それでもまだやる気出るのを待ちますか?
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