モチベーション

何ですかね?モチベーションって。

 

辞書で調べると、

 

「刺激」「やる気」「動機付け」という意味らしいです。

 

それなら最初から「やる気」って言えばいいのに。

 

とは思いますが、

 

そういう話ではなく、

 

「モチベーションが上がらない」と言っている人の気持ちがわかりません。

 

そもそも根本の話からすると、

 

やる気は他人から出させてもらうものではありません。

 

自分でひねり出すものです。

 

それを継続していくから、常にやる気を高い位置で維持できるわけです。

 

やる気の高い状態を続けていくと、

 

やる気が高いという自覚もなくなります。

 

それは普通になるからです。

 

さらにやる気というものは自分が行動しなければ出ません。

 

例えば、

 

親から「部屋の掃除をしなさい!」と言われて

 

やる気が出ますか?

 

出ないでしょうに。

 

でもたまたま部屋の中で気になる部分があって、

 

そこの模様替えをしようかなと思ったら、

 

そこだけではなく、部屋全体を掃除しているっていうことはあるはずです。

 

「部屋を掃除しなさい!」という言い方ではなく、

 

何か部屋を掃除したくなるような、

 

モチベーションが上がるような話をされたとします。

 

どんな話かは想像つきませんが、

 

話を聞いた瞬間はやった方が良いと思うでしょう。

 

ただこれは「やった方が良い」というだけで、

 

「やる気」ではないんです。

 

やる気はやってこそ出てくるものなので、

 

その時はやろうと思ったけど、結局できていない、なんてことはたくさんあるはずです。

 

これは勉強も同じです。

 

話を聞いたときはやろうと思うでしょう。

 

ただ、実際にやるところまで行く生徒は少ないわけです。

 

 

 

中学校に進学して、小学校とは違う雰囲気を感じて、

 

学校の先生からは勉強しろと言われ、

 

周りの友達は塾に行き始めて、

 

勉強するとこんな素晴らしいことが待っているみたいな話や、

 

勉強しないとこんな大変な生活が待っているみたいな話を聞いて、

 

「よし!自分も頑張ろう!」と思ったことはあると思います。

 

実際に行動した人もいるでしょう。

 

というか、実際に行動する人が多いとは思います。

 

ただ、それが続かないわけです。

 

4月に授業をした内容はよく覚えている人が多いのも、

 

ノートの最初の1ページがダントツで綺麗なのも、

 

4月の学校の授業中に寝る生徒が少ないのも、

 

その一時のやる気のためです。

 

他人に出させていただいたやる気だからです。

 

だからうまくいかないと何かのせいにするんです。

 

あの人はあんなこと言ってたけど、やってみたら大変だからとか、

 

あの時の話は良いと思ったけど、実際できなくない?とか、

 

そうはいっても時間的に無理だし。とか、

 

そうやって自分のやる気のなさを他人のせいにするわけです。

 

解釈の仕方が間違っているにもかかわらずです。

 

 

 

学校の先生であれ、塾の先生であれ、親であれ、

 

勉強の話をするときにほとんど悪い話はありません。

 

何とかして勉強に向かうようにしたくて話をしているからです。

 

この生徒に勉強をやらせないようにしようと思って話す人はおそらくいません。

 

それこそ何とかモチベーションを上げようとして話すわけです。

 

ただ、強制力を発揮すると逆効果な時もあります。

 

上に挙げたように「部屋の掃除をしなさい!」と言われて

 

「よし!部屋の掃除を頑張ろう!」と思う人間はほとんどいないからです。

 

「勉強しなさい!」と言われて、

 

「よし!勉強しよう!」と思う人はほとんどいません。

 

 

 

 

本当のやる気というのは、

 

自分で気づいて、自分で行動する以外に出ません。

 

そもそも自分の人生のために勉強しているわけですから、

 

他人にやる気を出してもらうという方がおかしいわけです。

 

その他人はあなたの人生など知ったこっちゃないですから。

 

学校の先生だって、学校を卒業したら関わりはほとんどなくなります。

 

塾も塾を辞めてしまえば関りはなくなります。

 

もちろんその場にいる時は一生懸命指導します。

 

やる気が出るような話もします。

 

その生徒の人生において、プラスになるであろうことをたくさん用意しています。

 

それでも目の前からいなくなってしまえば、もうどうすることもできないわけです。

 

だから自分でやる気を上げられることができるように指導していくわけです。

 

塾を辞めても頑張っていけるように。

 

しかしそれは、結局自分がその後に行動を起こすかどうかにかかっています。

 

屁理屈をごねて、できない理由を並べ立てていては

 

やる気も出るわけがありません。

 

 

 

やる気がマックスの時もあれば、

 

やる気がどうしても出ない時もあります。

 

それは大人も一緒です。

 

仕事に行きたくない日だってあるでしょう。

 

そういう時に奮い立たせることができるかどうかです。

 

個人的にはやる気がない日はありません。

 

疲れることは人間なのでありますが、

 

この教室を作ってから

 

やる気が出なくて仕事に行きたくないと思ったことはありません。

 

それが当たり前の生活になっているからです。

 

毎日ここにいることが3年以上続いているからです。

 

結論、行動を起こせば勝手にやる気はついてくるということです。

 

やる気を出してもらおうとする前に、

 

すぐに行動をしてください。

 

そうやって自分でモチベーションを上げることができるようになってください。

 

そうなった時に本当のやる気というものがわかります。

 

そうなれば向かうところ敵なしです。

 

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