多様性の時代と言われていて、
学力に対してもいろいろな特徴があるため
学校のような一斉授業で
対応しきれる時代ではないんです。
一斉に授業をして、
同じことを同じスピードで進めていても
その先生が基準とした生徒にしか
最大の効果は発揮されないんです。
偏差値70の子に、偏差値55に合わせた授業をしても
全て知っていることなので価値はなく、
偏差値30の子に偏差値55に合わせた授業をしても
それも全く理解不能なわけです。
だからやらないといけないことは
その子の学力に応じて
その子の速度に応じて
その子の集中力に応じて
それぞれバラバラにカリキュラムを組むことです。
中3の平方根を、中1と中2の基礎もなく取り組んでも
できるわけがないし、理解できるわけがないんです。
平方根を解けるようにするには、
九九ができないといけませんし、
文字式が分からないといけませんし、
累乗が分からないといけませんし、
割り算と掛け算ができないといけないわけです。
そこが完璧でもないのに
すべて飛ばして平方根を勉強しても
それを理解することはなかなか難しいんです。
だからそのできないところを出来るようにしてからやらないといけない。
中3の子が小学生の算数をやっていてもおかしくはない。
中には中3で小学生の問題をやっていると聞いて、
笑うスーパーあほたれがいるらしいですが、
そうやって笑うような生徒に賢い子はいないでしょうね。
その子の学力を基準として考えて、
その子の学力を伸ばすために必要なことをやっていかないと
どうにもならないわけです。
うちはそれをやっているわけです。
できないものを出来るようにしないと。
とにかく基礎を徹底的に作らないと。
目安は10月に入るまでです。
それまでに基礎ができないと・・・。
正直厳しいでしょうね。
高3生も同様です。
だから夏に頑張れと言われるんでしょうね。
いつもがんばれと思いますけども。
早くから通っている子は
それを時間かけてできるのでうらやましいですね。
本当に自分が学生の時にこういう塾があったら行ってみたかったと思います。
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