基準の話をしておきます。

昨日ちょうど、生徒から

 

「基準ってどうやってあげるんですか?」と聞かれたのでまとめておきます。

 

基準というのは簡単に言うと、自分の中の合格ラインのことです。

 

例えば小テストを受けた時に、

 

満点じゃないと合格とみなさないのか、

 

それとも8割で合格にするのか、

 

半分出来ていれば合格とするのか。

 

それはその生徒や、やっている単元で分かれてくると思います。

 

その自分で決めた合格ラインを

 

出来る限り上げろという話です。

 

さっきの例の通り、

 

半分で合格としてしまうと

 

その単元は半分しか取れない。

 

そればかりか、

 

その先のその単元を基礎とする問題は基礎が半分しかないので

 

どれだけやっても理解する領域には達することができない。

 

なんとなくわからないし、なんかできてたとなるのはこれが原因。

 

基準というのはそれ以外にも存在していて、

 

例えば勉強時間。

 

1日1時間やれば勉強を頑張った!という生徒もいれば

 

1日3時間やっても、勉強時間が足りないという生徒もいる。

 

これも基準の一つ。

 

1日1時間勉強をして、勉強をやったと言い張れる子は

 

1日3時間やってもまだ足りないという生徒に果たして勝てるのだろうか?

 

まず無理だ。

 

そしてその1時間で満足している生徒は

 

「効率の良い勉強方法」をすぐに求める傾向にある。

 

なんでも基準で到達度は変わる。

 

テスト前に学校のワークを3周するのか、

 

それとも5周するのかで当然点数は変わるわけだし、

 

その周回数で満点を取る数に限定して、

 

満点を3回取るまで周回するのか、

 

満点を5回取るまで周回するのかで

 

当然に点数は変わってくる。

 

点数があまり良くない生徒はこの基準がとにかく低い。

 

「まぁいいか」が多すぎる。

 

勉強において、できないことがある限り、

 

「まぁいいか」なんて存在しない。

 

常に「これでもか」という勢いを持つべきです。

 

点数の基準、量の基準、意識の基準。

 

これらの基準を自分の中で出来る限り上げることが

 

勉強のスタートといえます。

 

そもそも基準が高い人は言い訳しませんから。

 

言い訳している時点で基準が低いということですね。

 

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