概念をつかむ

昨日から午前中に地頭を鍛える問題を実施しています。

 

地頭を鍛えるとともに

 

概念をつかんでもらう勉強です。

 

今まで何となく方程式を解いてきた生徒は

 

小学4年生の問題が解けない。

 

「AはBよりも14小さい」という言葉を式にできず、

 

A+14=Bを文字にもできない。

 

同じことを言っているにもかかわらず

 

これが分からない。

 

だから文章題が読めないし、

 

当然に解けない。

 

そして図を書かない。

 

例えば

 

10+14=24というのは誰でも解けるが、

 

これが文字になったり、

 

文章になったりするだけで正解率が下がる。

 

要するに概念が全く分かっていない状態なんです。

 

足し算とは何か、引き算とは何か、

 

それを図にするとどうなるのか、

 

文字であらわすとどうなるのか。

 

それらが全くできていないことに驚きました。

 

しかも中3が。

 

中3がこぞってできないんですよ。

 

普段何も考えずに問題解き過ぎですね。

 

なぜそうなるのか、

 

なぜそれが起きるのか、

 

なぜその公式を使うのか、

 

そういう「なぜ」が少なすぎます。

 

問題を解くという事を目的としていて、

 

なぜそうなるかを理解することを目的としていない。

 

だから概念が分からずにその場でしか分からない。

 

その場での、その数での、その文章じゃないと解けない。

 

数字が変わったり、

 

表現が変わったり、

 

解く場所が変わるだけで、

 

同じ問題なのに解けなくなる。

 

概念を押さえないと、

 

出来ないわけです。

 

だからそれができるようにするという話です。

 

夏休みの午前中にね。

 

参加した人だけわかる。

 

ちょっと特別な午前ですね。

 

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